憂鬱44 ページ45
A｢.........｣
零｢似合っておるのー。
にゃんこー！
このまま連れ去りたいくらい可愛いぞい。｣
A｢零さん...｣
零｢なんじゃ？｣
A｢衣装変えましょう。｣
零｢何を言っておる。
とっても似合っておるぞい。｣
そう言って零さんは私の腕を引っ張って、姿見の前に立たせた。
A｢...ｯ////////｣
自分の姿を見て余計に恥ずかしくなる。
流石、夢ノ咲学院で最も過激で背徳的と謳われるユニットにふさわしいドレスなのだが...
A｢恥ずかしさで死にそう////////｣
露出度多めで背中が大きく開いている真っ黒なバッスドラインのドレス。
零｢恥ずかしさで死なんぞい。｣
A｢ものの例えです。わかってください。
バカ吸血鬼。
そもそもなんで、ドレスなんですか？
私桃李くんみたいな女子高生とかそういう系をイメージしてたんですけど...｣
零｢それじゃあ、我輩らのユニットのイメージにあわんじゃろ？
たまたま、家の倉庫に眠っていたドレスじゃ♪
気に入ったなら持って帰ってもいいぞい♪｣
A｢いや、貰っても迷惑なんでいいですよ。
ていうかこんなドレス今日で着ることはなくなると思いますし。｣
すると零さんはまぁまぁと苦笑いをする。
そして時計を見ると針が３時半を指していた。
零｢さて、そろそろ一階に降りるとするかの。｣
A｢そうですね。よいしょっと。｣
私は座っていたソファからドレスに傷が入らないようにそっと立ち上がるが、
A｢うわっ！｣
今まで履いたことない高いヒールを履いているので、ドレスの裾を踏んで転びそうになる。
が、零さんがおっとと支えてくれる。
私は今零さんに抱きついているみたいになっている。
A｢すすす、すみません////////｣
すぐに離れようとすると、零さんが力を入れて抱きしめ始めた。
零｢やはり、ほかの愛し子に今日のにゃんこを見せるのはもったいないのぉ。
ここで、一緒にサボるのも楽しそうじゃの？
一緒にサボるか((ﾊﾞﾁﾝｯA｢何言ってるんですか？零さん！！｣...うっ、にゃんこ！？｣
ふざけたことを言う零さんに私は軽くデコピンをした。
痛くないはずなのに、痛いという零さん。
私は零さんのおでこを撫でながらこういった。
A｢女装コンテスト...優勝するんだから。｣
零｢.../////
そう言えば、そうじゃったの。
行こうかにゃんこ。｣
そう言って私は零さんと一階に降りた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ほりでい(プロフ) - 愚者さん» お返事遅くなって申し訳ありません！ありがとうございます！ (2016年9月14日 21時) (
レス) id: e5f48aa5b4 (このIDを非表示/違反報告)
ほりでい(プロフ) - 友菜さん» お返事遅くなって大変申し訳ありません。ありがとうございます。 (2016年9月14日 21時) (レス) id: e5f48aa5b4 (このIDを非表示/違反報告)
愚者(プロフ) - 憂鬱27のsideの名前、英知じゃなくて英智ですよー (2016年7月26日 16時) (レス) id: 3757d5af78 (このIDを非表示/違反報告)
友菜(プロフ) - コルセットでは胸は潰せません。逆にでかくなります。サラシとかの方が良いのではないでしょうか (2016年7月25日 23時) (レス) id: 0741ad5d3b (このIDを非表示/違反報告)
ほりでい(プロフ) - シュバルツさん» ありがとうございます！UNDEADいいですよね！私もUNDEAD大好きです！これらも頑張らせていただきますヽ(*´∀｀)ノ (2016年5月29日 23時) (レス) id: e5f48aa5b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほりでい | 作成日時：2016年5月1日 11時
