親友 ページ32
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マユ「…A、どうしたの…」
A「マユちゃん、」
震える足でマユちゃんに駆け寄る
泣きながら見上げたら
マユちゃん、しっかりわたしのこと見てくれて
A「ごめんね、わたし、何も考えてなかった。」
マユ「……。」
A「…マユちゃんがわたしの将来のこと考えてくれて、それ、ちゃんと伝えてくれたのに、わたし…そういうの、全然理解しようとしないで、自分のことばっかりで…」
マユ「そんな…」
A「…なのに、自分がどれだけ失礼なことしたかも、気付けなかった。…ほんとにごめん。」
マユ「…違うよ、わたしもなんか、無理やり悪かったなって反省してたの。ほんとだよ。」
A「……そんなことない。」
マユ「…正直、正直ね、色々考えて言ったことだったから、真っ向から否定されてちょっとグサってきちゃったけど、たぶんそれってAも同じだよね。」
A「…え？」
マユ「…いきなり現実的なこと言われて、いっぱいいっぱいで、頭パンクしそう！とか思ったでしょ。」
A「…ちょっと。」
マユ「ね。笑…だから、おあいこ！」
A「おあいこ？」
マユ「わたしも、Aも、悪かった。おあいこ。…でも、こんな夜に会いに来てくれるなんて、嬉しいよ、今。だからもう、わたし何にも思ってない。」
A「…ほんとに？」
マユ「ほんとに！」
そう言って、笑ってくれた
ずっと見たかったこの笑顔は、やっぱり綺麗で
マユ「ね、そのニット、新しいの？」
A「そう、そうなの。」
マユ「やっぱね。いいなー、Aって白似合うよね、ほんと。」
やっぱり、一番大好きな親友
取り戻せてよかった
今日、会いに来てよかった
そのあとちゃんと、出版社目指してみたいってことも伝えた
マユちゃんすごく喜んでくれて
一緒に頑張ろうって言ってくれた
まだ全然、何もわかんないけど
この先マユちゃんとずっと一緒に、就活も頑張れたらいいなって、心から思う
玲於「おっせえなあマジで。笑」
マユ「うわ、ほんとに佐野先輩じゃん！」
玲於「マユちゃんの後そこのチビも送ってかなきゃいけないんだから。どんだけ話し込んでんだよ。笑」
それから暫くして車に戻ったら
先輩、笑いながらそう言った
後部座席に座ってからは、3人でなんてことない話して
その間ずっと、佐野先輩にありがとうって言いたいなって、そう思ってた
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宇宙(プロフ) - きなこさんの作品全て素敵で何回も読み直しています！きなこさんのペースでお話の更新、待ってますね！！暇なときにでも近々今のきなこさんの気持ちや雑談などだけでも更新してくれたら嬉しいです(*´-`)！ (2018年10月4日 22時) (
レス) id: 4ccc9e8f19 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - きなこさんの書く隆二くんは私の大好きな隆二くんです(*´ω`*)きなこさんの書く隆二くん、臣、亜嵐くん、それから佐野先輩と夢主ちゃんが大好きです。 (2018年10月2日 0時) (レス) id: 49103f1761 (このIDを非表示/違反報告)
きょーか(プロフ) - 亜嵐くんメインのお話も読んで見たいです (2018年8月29日 2時) (レス) id: 9ffd19f65a (このIDを非表示/違反報告)
はちみつちゃん。 - ひとつしかお話がない、隆二くんのお話もまたみたいなあって思ってます (( 小声 )) 毎回毎回 長文でコメントしてしまってほんとにごめんなさい(＞＜)、、 (2018年8月16日 15時) (レス) id: ab56cd607c (このIDを非表示/違反報告)
はちみつちゃん。 - れおくんのお話を書くのはきなこさんじゃなきゃやだってぐらい きなこさんの書くれおくんが好きです、(笑)多分他のメンバーもみんなです(笑) ただの登場人物って感じじゃなくて、その人そのものをみてる感じがして、本物感ってゆうんですかね？(笑) ん〜好きです、笑 (2018年8月16日 15時) (レス) id: ab56cd607c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2018年7月27日 22時
