余計なこと ページ39
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玲於「じゃあえっと…メシ、お願いしていい？」
A「はい。先輩、颯くんとお風呂入っててください、まだ時間かかるから。」
玲於「うわ、めっちゃ助かる。」
そう言ってちょっとだけ笑った先輩
ソファーで飛び跳ねてる颯くん捕まえて、脱衣所入ってった
…いいなあ、こういうの。平和すぎる
結婚して子どもできたら こんな感じ？
もし先輩が旦那さんだったら、絶対子ども大切にしてくれるし
こんなふうに、わたしがご飯作って
その間に、ふたりはお風呂入って…
なんて妄想してたら
ドアの向こうから、颯暴れんな！って、先輩が怒る声がした
ふふって笑っちゃう
こんな環境でお料理なんて、絶対美味しく作れるよ
玲於「うわめっちゃいい匂いする。」
颯「はらへったー！」
それから20分後
脱衣所のドアが開いて、そんなふたりの声が聞こえた
ハンバーグ焼きながらちらって見たら
颯くんちゃんと なんとかレンジャーのパジャマ着てるのに
先輩、上半身何も着てなくびっくり
わぁ！って、思わず声出ちゃった
だって、だって、なんかすごい腹筋だよ！
男の人って、みんなそうなの？
わかんないけど、すごい腹筋！
玲於「うわ、Aちゃんやらし〜顔真っ赤〜」
A「や、なんで着てないんですか、早く着てください、」
玲於「あちぃ。」
A「…ハンバーグ焦げちゃう。」
玲於「なんでよ、笑」
A「もお、お願いだから、」
玲於「わーかったよ、着ます着ます。」
言いながら 寝室入って
出てきたら、タンクトップ着てた
いや、タンクトップでもわたしだいぶドキドキしちゃうよ
いま颯くんがいるから平和に保たれてるけど
これふたりきりだったら死んでたなあ
…いやいや、ふたりきりでこの状況にはならないか
彼女じゃないんだから
…ていうか、そっか
サヤさんはふつうに、ここ来て、お泊まりしてたんだ
ほら、白濱先輩が言ってたじゃん
知り合ってすぐのときに、何人かでご飯行って
その帰り、もうサヤさんはここに来てたって
それで、付き合うことになってたって
…やばい、余計なこと思い出しちゃった
颯「A！あとなんふん？」
A「え、うーん、10分かな。」
颯「おれ、はし、もってく！いっつもママのおてつだいしてるから！」
A「えっ、ほんと？すごいね！偉い。」
颯「うん！」
A「ありがとう。」
小さいお手手で
丁寧に運んでくれる
…やめよう、サヤさんのこと思い出すの
いまは、いまの時間を大切にしないと
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maki(プロフ) - 今まで何お話、読み返したら、やっぱり佐野先輩とうまくいってほしい。。(;_;)先輩！！何してんのーー！！！ (2018年8月5日 7時) (
レス) id: 9583ac788f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか - ほんとに今一番大好きな小説です。全然話長くしていただいてかまいません！笑更新これからも楽しみにしていますので大変だと思いますが頑張ってくださいね！ (2018年7月5日 23時) (レス) id: cb039e5484 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - きなこさんは更新率が高いことだけが取り柄だなんて、全然まったくそんなことないですよ(^^)きなこさんのお話を読むだけで元気になれます。いつもお話を読めること本当に嬉しいです。これからも応援しています。きなこさんの思ったまま書いてください！ (2018年7月5日 23時) (レス) id: 49103f1761 (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - さいくぅー (2018年7月5日 22時) (レス) id: 527ff0df55 (このIDを非表示/違反報告)
涼夏 - もうきなこさんの伏線が楽しみすぎます!!楽しみにしてます!! (2018年7月5日 22時) (レス) id: c6b1080ab1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2018年6月16日 21時
