野獣だらけ ページ11
玲於side
玲於「…おはようございまーす…」
龍友「いやめっちゃ沈んでるやん。」
隼「おはよ！」
ここもここで騒がしい
いつものスタジオ
靴紐結びながら、ため息をこぼした
亜嵐「どしたの玲於。」
玲於「…いやなんもないっすよ、ただもう、ね、」
亜嵐「なになに。笑」
玲於「…亜嵐くんの彼女ってさ、」
亜嵐「え！いない！笑」
玲於「いやだから、前のね。」
亜嵐「あーうん、なに？」
玲於「その人たちってさ、亜嵐くんちに泊まった時、朝ごはんとか作ってくれた？」
亜嵐「うん、なんかめっちゃ張り切って作ってくれた。朝からこんな食えねーよ！ってくらい。笑」
…やっぱそうじゃんね
涼太「え、なに？玲於彼女できたの？」
玲於「いや彼女じゃないけど…その、泊まった子がいて。そいつが作った朝ごはんがさ、」
れおくんできたよ！って
元気よく呼んでくれたかと思えば
まあ 言っちゃえば平均なんだろうけど
味噌汁に白ごはんに、俺がコンビニで買ってたポテサラ、のみ
戦時中か！
龍友「てかなんなん、彼女じゃないけど泊まった子っていう、謎のポジション。笑」
裕太「…それは」
玲於「ちょ、やめて。裕太くん今変なこと言おうとしたでしょ。違うから。」
裕太「ちゃうんや。笑」
…いやあ、メンバーには言っとくべきか
でもこれで 会ってみたい！とか言われても、嫌だしなあ
だってこんな野獣だらけのメンバーだよ
無理無理
手出されたら、俺おじちゃんとおばちゃんに合わす顔ないや
…ていうかそもそもあいつ彼氏いんのか？
いや、いたら俺のとこなんて来ないか
うーん…
まあとりあえず保留でいいや、って
リハ始めよーなんて話をすり替えた
なになにって騒ぐメンバーを他所に、今後のことを考える
…あの豆ダヌキ、ひとりにしたら大変なことになりそうだ
できるだけ早く仕事終わらせて
遊びもなるべく控えて
まあ、慣れるまではね、俺が近くにいてやろう
つーかストーカーの件も気になるし
だって、家知られたってことはさ、学校からつけられてたってことだよね？
てことはやっぱ、あのボロアパートから他の家に引っ越したところで、意味はなかったってこと
だからまあ、警備しっかりしてる俺のマンションに来てよかったってこと
けど、うん
言っても1、2ヶ月かなって思ってる
そんくらい時間経ったらおじさんも諦めるだろうし、他の家に引っ越すように、あいつに言おう
．
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夕凪(プロフ) - まだ、酔っ払いまでですが本当に面白くて今からキュンキュンしてて、心臓が足りません！笑笑 (2018年6月18日 12時) (
レス) id: 6e9a42278c (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ - きなこさんの小説ほんとに好きで読ませもらってます！！臣くんのやつも読みましたがほんとにドキドキして面白かったです！臣くんの小説違うバージョンも作って欲しいです！これからも頑張ってください！ (2017年12月29日 20時) (レス) id: bde81dd030 (このIDを非表示/違反報告)
kotone(プロフ) - 私、きなこさんが書くお話がすごく好きなんです！更新、楽しみにしてます(*^^*) (2017年12月21日 23時) (レス) id: 8703134089 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 楽しさと面白さの中に悲しさも入っているてんこ盛りの作品ですね！(上からでごめんなさい…)読んでいてとっても楽しいです！これからも頑張ってください！ (2017年12月21日 23時) (レス) id: b0b93090e0 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ(プロフ) - すっごく面白いお話です！どんどん更新してください！お願いします!!主人公が玲於くんを待つところとか、すごく切なくてだんだん泣けてきちゃいました！ (2017年12月21日 22時) (レス) id: c8678f2ebd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2017年12月5日 22時
