hairsalon【SixTONES】 (ページ37)

今日:42 hit、昨日:56 hit、合計:318,372 hit

・ページ37

貴方side

カラーの後、パーマもしてもらい

シャンプー、トリートメントをしたあと、

髪の毛を乾かし仕上げのヘアセットをしてもらう。

「よし！こんな感じでどうかな？」

いつものように最終確認をとり、

大丈夫です。と答える

「ん。上出来！今日もAちゃんは可愛いね！」

海外の血なのか、

キザなセリフをさらっと言われるのは

未だに慣れず、いつも照れながら礼を述べる。

京本さんにお会計をしてもらい

ジェシーさんにお見送りをしてもらう。

「今日もありがとうございました！」

にこにことした笑顔でそう言うと

彼もまたいつものように、

こちらこそありがとうと返す。

じゃあ、と礼をして踵を返し帰ろうとすると

グイッと引かれる腕。

「家、着いたら連絡して。絶対返すから」

真剣な顔でそう言うジェシーさんに

思わずはい、と答えてしまう。

「じゃあ、気をつけて。」

バイバイといつもの表情に戻った

ジェシーさんに困惑しつつ

手を振り返し今度こそ帰る。

突然の展開についていけない頭で必死に考える

これは…クリスマス期待してもいいですか……？

自分が思った以上のご褒美になった1日だった。