今日:14 hit、昨日:21 hit、合計:318,030 hit
小｜中｜大
距離感《高地優吾》 ページ38
貴方side
初めて来店したあの日から
予約の連絡をする時は高地さんに
LINEのメッセージを送って取るようになった。
今日も待ってるね〜、と
朝起きるとメッセージが送られてきた。
そのメッセージににやけつつも
今日は何を着ていこうかクローゼットから
服を引っ張り出し軽く
ファッションショー状態になる
貴「んー、これかな？」
初めて来店した時に高地さんが
雑誌でいいね、好きだと言っていたコーデを
してお店へ向かう。
《いらっしゃいませ〜》
オシャレな扉を開ければ
スタッフの方々に迎えられる。
「おはよ。待っていたよ」
いつも通りの素敵な笑顔でやってきた高地さんに
荷物を預ければそのままシャンプー台に
案内される。
「髪、濡らしていくね」
キュッと蛇口をひねりお湯が流れてくる
ちょうどいい温度のお湯に心地良さを感じる。
髪を洗い終わりカット台に座る
「今日はカットだけなんだっけ？」
貴「はい。よろしくお願いします！」
「OK。」
なんだか今日の高地さん不機嫌……？
いつもならにこにこしながら
沢山笑わせてくれるのに
今日は真剣に手元見て髪を切るだけ。
笑顔もなく。
なにかしちゃったのかなぁ。
それから軽い世間話はするけれど
いつもみたいに会話が弾まず
結構仲良くなったと思っていたが
高地さんと心の距離を感じてしまう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 664人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Rio | 作成日時：2019年12月2日 21時
