93.カフェ＊(Haruki)＊ ページ3
・
「久しぶり」
春樹「久しぶり。」
昼休憩の間に出てきた、打ち合わせ先の会社から一番近いカフェ。
久々に会ったねーちゃんは、やっぱりあの頃よりも輝いてた。
春樹「で？俺1時間しかねーから早く話して」
「急かさないでよ…」
お水を持ってきてくれた店員さんに、俺はコーヒー、ねーちゃんはレモンティーを頼んだ。
「…その、…この前実家に帰ったの。」
春樹「聞いた」
「優太のお墓参りにも、行ってきた。」
春樹「ん。」
「さと、…大野さん、おばさんにも、お母さんにも挨拶してくれて」
春樹「親父は？」
「行き違いになって会えなかったの」
お待たせしました、ってそんなに待ってねぇけど運ばれてきたのに口を付ける。
ひとつひとつ、言葉を選んで
テーブルを見たままで話す姿は
なんか、殻を割ったみたいな、…本人はきっとそうは思ってないだろうけど
ちゃんと、次へ踏み出せた
そんな感じがした。
「大野さん、あんたみたいに普通のサラリーマンじゃないから
普通に外で会えないし、普通にデートもできないし
……普通じゃないの。」
そんなやつで、ほんとに大丈夫なの？
そう聞こうとして口を開いた時に聞こえた言葉
「でもね、好きなの。」
力強いその言葉に、自然と笑えた。
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知日(ともび)(プロフ) - みーこさん» 翔くんに関しては少し複雑ですよね…幸せって難しいものですね( ´Д`) (2017年3月11日 23時) (
レス) id: 2df8e76a2f (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - 翔ちゃんがちょっぴり可哀想。(^o^ゞでもやっぱり智さんには幸せになって欲しい。この主人公の隣で。 (2017年3月11日 14時) (レス) id: 84fdbed2f6 (このIDを非表示/違反報告)
知日(ともび)(プロフ) - *-eni-*さん» わぁぁeniさんだ！！！ありがとうございます！ゆっくりになりますが頑張って更新するので楽しみにしてて下さいね♪ (2017年2月15日 19時) (レス) id: 2df8e76a2f (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - 和くんはなんとなぁく色々感じてるんですねぇ〜( ´∀｀ ) 続きも楽しみに待ってますっ♪ (2017年2月15日 15時) (レス) id: aaada8bfdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：知日(ともび)
| 作成日時：2017年2月15日 12時
