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アイドル4 ページ5

翌日、仕事が終わったあとに星ちゃんとのレッスン。

「私、何故かここのステップのときにズレちゃって…」

「ここをこうして……こうか」

ステップを見様見真似で踏んでみる。

そこでひとつ思った。

「歩幅が違うんじゃない?」

「歩幅?」

身長が違えば当然歩幅も違ってくる。

「ここの場合はもう少し歩幅を大きくしたらいいんじゃない?」

そう言うと星ちゃんは先ほどのステップを少し歩幅大きめでやってみると。

「本当だっ……!やっぱり羽衣ちゃんに聞いてよかった…!」

「あはは、お役にたててよかったよ」

そして私がスマホを確認するとあまり時間は経ってなかった。

「星ちゃん、まだ時間ある?」

「えっと……うん、まだ平気」

星ちゃんのお家は厳しそうだから一応聞いてみたけどまだ平気ならよかった。

「よかったらカフェでお茶でもしない?」

「えっ…でも……今は手持ちあんまりなくて…」

「それくらい奢ってあげるよー、結構安いから!」

まぁ嫌なら無理にとは言わないけど…。

でも表立ってデートとか出来ないから友達とお茶くらいはしたい。

「ね?どうかな?時間も早いし」

「じゃ、じゃあ……行こう…かな」

星ちゃんのその答えに私の顔はパッと明るくなるのが分かった。

「あの……よかったらウィンクのアドバイスも……」

「あははっ、うん!OKOK!」

ウィンク出来ないままでも十分可愛いと思うんだけど…。

やっぱウィンクってアイドルならやるってイメージあるのかな…。

イメージ強制されるとプレッシャーが強いよね…。

なんて言葉言ったら気にしちゃうから言わないけど。

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夏那子 - こころさん» 星ちゃんを上手く出来てたなら安心です!更新頑張ります! (2022年1月7日 13時) (レス) id: f1a50822fc (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 拝見させていただきましたが、星の台詞がドンピシャで良かったです〜!! 更新楽しみに待っていますね。 (2022年1月6日 17時) (レス) @page4 id: fd467e3021 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏那子 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年1月5日 17時

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