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アイドル1 ページ2

午前からずっと仕事で午後にやっと仕事が終わり。

「お疲れ様でした!お先に失礼します」

挨拶をして私は楽屋を出る。

アイドルの私はポニーテールに紫の瞳。

だが今は伊達眼鏡で度が入ってない黒のカラコン。

そして髪をおろして、The、地味と言ってもいい。

それでも何故かナンパされる。(元の良さがあんまり隠せてないため)

私が今から向かう場所はこの場所から2駅先の森林公園。

森林公園は子供の遊び場、お昼時には親子などをよく見かける。私が向かうのはその奥。

ボール遊びやかけっこをする子供が多いためその場所は人が少ない。

その奥には大きな木が中心にあり傍には泉がある。

子供がうっかりボール落としたり子供自身が落ちたら大変だから来る人が少ないらしい。

まぁそれが私にとっては好都合。

電車に乗ってその森林公園に着くとその奥に向かう。

「……」

辺りを見渡すも人は一人もいない。

「……まだか」

私は静かに呟き中央の木の影に腰かけて読書をする。

少しするとサクッと草を踏む音にストンと木の反対側に誰かが座る音。

「…お待たせ」

「ううん、大丈夫…誰もいない?」

「大丈夫」

その言葉を聞くと私は立ち上がりその相手の隣に腰掛けてトンッと体を預けた。

私が寄り掛かった相手は江刺黎音。

別の事務所のアイドルグループの男の子。

私の二つ下の彼氏だ。でもアイドルに恋はご法度。

そのため、いつも人のいない場所で会ってるわけだ。

まぁアイドルもこの恋愛も辞める気は全くないんだけど。

アイドル2 【若干過去入ります】→←登場人物



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夏那子 - こころさん» 星ちゃんを上手く出来てたなら安心です!更新頑張ります! (2022年1月7日 13時) (レス) id: f1a50822fc (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 拝見させていただきましたが、星の台詞がドンピシャで良かったです〜!! 更新楽しみに待っていますね。 (2022年1月6日 17時) (レス) @page4 id: fd467e3021 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏那子 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年1月5日 17時

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