人間（セベク） ページ3
「…、」
『そんな顔しないで』
保健室のベットに横たわる私を心配そうに見るセベク
授業中に貧血を軽く起こしたがそこまで心配してくれるのは予想外なのでこうとしか言いようがない
『そんなに心配？』
そう訊けば彼は「心配している訳ではない！！！」と断固拒否される
じゃあ何でそんな顔をするんだろう
彼はよくこういう矛盾する事があるので対応に困っている
凄まじい声で厳しい言葉を言うがいざこういうことになると彼は凄く慌てる
『…よっと』
「なっ！？！？！？座るんだ！！！！」
私が立ち上がろうとすると驚き命令口調で言うが正直そこまで重くない
『セベクは何が怖いの？』
「ｰｰｰぁ、」
セベクは固まり言葉を詰まらせた
彼にとって何が怖くて何を焦っているのか
それが私には理解出来ない
『…じゃあね』
私は保健室を出て扉を静かに閉めた
何事にも怯えず目を背けない
Aの実力は弱いはずなのに何故か背中は大きく見えた
でも人間だ、人間なんだ
ちょっとのことでも怪我を負う、ちょっとのことでも死に至る可能性もある
俺はアイツを見ていると得体の知れない焦燥感に煽られる
俺はその理由が分かれない
気付かない
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いろは - 大丈夫です！！ありがとうございます！！！バッドエンド大好きです！！！！！！ (2020年8月18日 7時) (
レス) id: d8a4fae0c0 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子(プロフ) - いろはさん» はい！了解しました！（こちらこそ語彙力が無くてすみません…） (2020年8月17日 21時) (レス) id: 4ddb2ce9e7 (このIDを非表示/違反報告)
いろは - あの､好きですの話いまいち分からなくて、、、、すみません (2020年8月17日 19時) (レス) id: d8a4fae0c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みたらし団子 | 作成日時：2020年8月4日 23時
