ひつまちゃん Y ページ14
溢れ出てくる涙を、
俺のツアータオルでポンポンって拭いてあげた。
横『メイク、取れちゃうよ？
そんなに泣くと。』
取れてもきっと可愛いけれど。
・
しばらくして、
やっと落ち着いたひつまちゃん。
『皆さんって言いましたけど……
昨日見ていたのは、ほぼ横尾さんで……』
横『ん、北山から聞いた。ありがとね。』
『すごく……
キラキラしててカッコよかったです。』
横『ありがとう。』
『アイドルなんだなって、
住む世界が違うんだなって思いました。
でも、今日会ったら……
もっと好きになっちゃいそうで……』
……ギュッ
彼女が可愛くて、
俺も胸がいっぱいになって、
『よこお…さんっ……』
彼女を抱き締めた。
そして、
横『好きになっていいんだよ。』
ちょっと上からだけど、
出来る限り優しい声で伝えた。
横『仕事の時はさ、やっぱ俺らも盛るわけよ。
でも恋愛は、
普通の人と同じだから。』
『……本当、ですか？』
横『うん、本当だよ。』
僕は君と、普通に恋愛したい。
横『今日の夜って時間ある？』
『……あ、はい。9時過ぎなら……』
横『そっか、よかった。
じゃ、俺の部屋でゆっくり話そう？』
宿泊先に、
女の子を呼ぶなんて初めてだけど。
今日は彼女と一緒に居たい。
ガチャ
藤『おかえりー、わた。』
太輔がニヤけてる。
ニ『あーわったー！
ひつまちゃん独り占めしてきたでしょー？
俺だって可愛いと思ってたのにー。』
横『あ、今夜部屋に呼ぶから。
皆邪魔しないで？』
キスマイ『えぇーーーー！！！』
俺が部屋に女の子を呼ぶなんて……
って天と地がひっくり返るくらい皆びっくりしてる。
俺だって、
本気になったらこれくらいしますよ。
……そうだ。
噛まないで告白出来るように、
練習しないとな。
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yu★(プロフ) - りったんさん» コメントありがとうございます。ご挨拶文も何も書かなくてすみません。今回は自己満足で書いているものなので……みっくんのお話、気に入って頂けて嬉しいです。頑張って妄想しますね！！ (2016年7月8日 0時) (
レス) id: 032f748403 (このIDを非表示/違反報告)
りったん(プロフ) - はじめまして！いつも読まさせてもらってます！いろんなお話読めて楽しいです！特にみっくんのお話キュンキュンします！みっくんのお話たくさん更新待ってます(^^) (2016年7月4日 23時) (レス) id: 2bf0fe5ab2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yu★ | 作成日時：2016年5月6日 8時
