アイドル×コンサートスタッフ F ページ11
大阪、最終日。
午前中のリハが終わって、
お昼休憩中。
藤『Aどこかな……』
こっち来てから、
お互い忙しくて全然話してない。
夜にお疲れ様ってラインが来るだけ。
たいぴー、寂しい。
北『さっきケータリングのとこ居たぞ。』
藤『あ、ほんと？』
お昼ご飯を調達してきた
北山から情報入手。
珍しく早歩きで向かってみる。
藤『……いた！』
メンバーがぐちゃぐちゃにした
ケータリングのスペースを、
綺麗に片付けている几帳面な彼女。
『……あ、たいちゃん！
お疲れ様です。
ご飯どうぞ？
ちゃんといっぱい食べてね？』
…………
久々に話せたのに。
母親みたいに言うなっての。
ちょっと腹立って
無言で抱き締める。
『たいちゃん……
ダメだよ、こんなところで……』
藤『……嬉しいくせに。
強がってんじゃねーよ。』
『……っ、///』
耳を甘噛みしたら、
プルっと震えた仔猫ちゃん。
藤『食べさせて。』
『……え？』
藤『ご飯。』
『……』
藤『Aが優しくしてくれないと
俺今日頑張れないから。』
ワガママ言えて、
弱音吐けるのは、
彼女だけ。
・
・
『次は？どれにする？』
藤『たこ焼き食べる。』
『はい、あーん。』
藤『ん、ここ……ソース付いちゃった。
とって？』
『あ、ティッシュティッシュ！』
藤『違う、口で。』
んっ、って口を突き出す。
仕方ないなぁ……って言いながら、
可愛い舌でペロッととってくれた。
『A』
そして、そのまま口唇を重ねる。
何度も。
…………
ガチャガチャガチャ！
ついキスに夢中になってて、
ドアを開けようとする音で我にかえった。
ガチャ
藤『……あれ、鍵掛かってた？』
わざとらしくとぼけてみる。
宮『うん。
……あれ？！広瀬さ……
あー……ごめんガヤさん……』
Aを見つけて、
状況を把握したらしい。
『お代わりしますか？宮田さん。
入れますよ？』
でも、焦ってるのは宮田だけで、
なんか笑えた。
家着いたら連絡してって約束をして、
楽屋に帰る。
今日は
久々に俺の家にお泊まり。
前に買ってあげた
スケスケのナイトウェア着せよーっと。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 344人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yu★(プロフ) - りったんさん» コメントありがとうございます。ご挨拶文も何も書かなくてすみません。今回は自己満足で書いているものなので……みっくんのお話、気に入って頂けて嬉しいです。頑張って妄想しますね！！ (2016年7月8日 0時) (
レス) id: 032f748403 (このIDを非表示/違反報告)
りったん(プロフ) - はじめまして！いつも読まさせてもらってます！いろんなお話読めて楽しいです！特にみっくんのお話キュンキュンします！みっくんのお話たくさん更新待ってます(^^) (2016年7月4日 23時) (レス) id: 2bf0fe5ab2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yu★ | 作成日時：2016年5月6日 8時
