56話 ページ18
貴方side
全員が揃い、カラオケ店内に入り受付をしようとすると、カウンターには女性2人が立っていた。
何やらヒソヒソと話してこちらを見ていた。そんな様子に誰も気付いていない様だったので私は危険を感じ取り全員に指示する。
｢皆さん、今から絶対に喋らないで下さい。蒼人も一言も言葉を発するな。口開くな｣
｢えぇ…どしたん？｣
｢坂田さん、絶対喋っちゃダメですって。絶対に離さないでください｣
私の言葉にコクリと坂田さんが頷いたのを見て、カウンターの前に行く。
｢いらっしゃいませ〜。こちらの紙にそちらの方で構いませんので住所と名前等を書いて下さい｣
私が目の前に居ると言うのにまふくんのことを指して促す。
まふくんも何かおかしいと思ったのか困ったような顔をする。
｢私が書きます。私で構いませんよね？｣
｢いえ…女の方は少し…｣
｢女の人ダメなんです？そんなカラオケ店来たことないですけど？つか、そんなんなら店長でも呼んでこいよ｣
相手の対応にイラつきを覚えるも、手を出していないだけ褒めて欲しい。
｢ですが、最年長の方か男の方にご記入頂かないと…｣
｢だぁかぁらぁ、そんなカラオケ店無いっつってますよね？いい加減にしてくれません？この人達の住所でも知りたいんですか？電話番号知りたいんですか？仕事と私事情一緒にしないで下さい…それと｣
グイッと片方の女の頭を寄せ、耳元で囁く。
頭に血が昇りそうなマナーの悪いファンに対して自然に声が低くなる。
｢マナーの悪いファンのせいで迷惑してんだよ。誰のファンかは知らねぇけどこの人達に手出ししたら私が黙ってねぇから｣
パッと手を離して住所や電話番号、名前を書き相手に満面の笑みで渡す。
相手は憎々しげに顔を歪ませていたが部屋の番号を呟いたので、私はにこやかに部屋へと入った。
｢っはぁ〜…！んだよあのファンマジで殺意沸いて来る｣
｢多分…僕だと思う。ごめんね｣
｢はぁ！？まふくんが謝る事じゃないじゃん！？そんな事してもまふくんの株が下がるだけだって！頭上げてくれないともっとアイツらに殺意湧いてしまう！！！｣
｢えぇ…分かったけど殺意やば｣
早速志麻さんが何か入れようとタッチパネルを操作する。
入れていた曲は花鳥風月でうらたさんの所は天月さんが代理をすることに。
生で歌を聴けるなんていいものか、と思っているとご本人のあのセリフが。
。。。。。。。。。
そろそろ物語動き始めますよ
私が書きたかったところが書ける…！
これを書きたくてこの小説書きたかった説ある。
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鎖座波(プロフ) - 明日香さん» コメント頂けたのは有難いのですが、残念でしたという一言で不愉快になりました。他の方にコメントする際には気を付けてください。 (2021年6月5日 12時) (
レス) id: a89fee1f28 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - 面白いです！が、誤字が割とあったのが残念でした (2021年6月5日 3時) (レス) id: 02a8d5d1fb (このIDを非表示/違反報告)
愛香(プロフ) - もう、めちゃんこ面白いです！今度絶対リクエストします！その時はよろしくお願いします！ (2019年4月3日 23時) (レス) id: 02509c761b (このIDを非表示/違反報告)
碧依(プロフ) - luzくんとの絡みとセンラさんとの絡みを増やして欲しいです！よろしくお願いします!!あと、めっちゃ面白いです！ (2019年3月12日 1時) (レス) id: a2752df086 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆんゆ - 初コメ失礼します！すんごいハマりました！だけど誤字発見(すみません)。73話で「私の本名がバレてしまった事は」が「私の本名がバレてしまった言は」になってます。 (2019年3月7日 23時) (レス) id: 1424c2cb74 (このIDを非表示/違反報告)
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