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｢さぁさぁ！今宵は無礼講！寂しいヤツは全員よって来い！｣
先程の緑色の彼が2階の開けた場所に立ち、会場の全員を見下ろす形でそう告げれば、会場全体を｢おおおぉぉ〜っ！｣と割れんばかりの歓声が包み込む。
私は黙って見上げていたが、友人は横で周りの人と一緒に盛り上がっていた。
｢ルールも分からないゲームも、聴いたことなんてないミュージックだって乗っかっちゃえばいいじゃん！おいで！だから、全員踊って楽しめ！｣
更なる盛り上がりを見せる彼に軽く目眩すら覚える。
どうすればそんなに楽しそうにできるのか。
｢陰キャに陽キャは不釣り合いだから逃げよー｣
｢えっ、A、いいの？｣
｢いいのいいの。アンタはそこで楽しんでて｣
友人をその場に残して会場内にある隅の椅子に腰掛ける。
そこの椅子にはこれまた顔立ちの綺麗な紫色の髪と瞳をした男性が座っていた。左目の下にはホクロが目立ち、チャームポイントのように見えた。
緑色の男性と同じような格好をしているものの、シャツは紫に細いストライプ柄で彼は紫の人なんだと勝手に認識する。
｢どしたん？あんな盛り上がっとるのに抜けてきて｣
｢ああ言う、沢山人が居るのって苦手なんで｣
｢………当たりやなぁ…｣
｢え？何か言われました？｣
｢いいやー。何もー。つか、何が寂しくてここに来たの｣
何故私の想いが分かるのか、と聞きたくなったが聞けなかった。変わりに、ポツリと本音が漏れてしまった。
｢愛されたいです、誰かに｣
｢愛かぁ…どうや、俺が愛したろか？｣
ニカッと笑って八重歯を覗かせる紫髪の彼は先程までとの仏頂面とは正反対で、案外お茶目な人なんだな、と安心する。
と言うかなんだ。俺が愛したろか、とは。そんなに簡単に愛したろか、なんて言えるもんなのか。
｢お？何や、俺もその子と話したい！｣
赤髪で、赤いシャツの上に黒いチェックのジャケットを羽織り、それと同様のズボンを履いた笑顔の眩しい男子が私の隣に座り込む。
すると、紫の男の人が席を立ち別の所へ向かおうとする。
｢ん？どこ行くん？｣
｢ショートカットの子探して来るわ｣
｢変態やんな〜｣
赤の彼はきっと関西弁なんだろう。関西弁は勝手に怖いものだと言う偏見を持っていたが、そんな事も無いようで。
彼の喋り方と人懐っこい笑みが私の心を酷く落ち着かせたのだった。
。。。。。
@sazanami_urtk
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ぴの(プロフ) - いやぁーー！！好きですぅぅぅ(泣)正体不明、天才歌い手シリーズの方も、いつも楽しく読ませていただいています！最新、無理しなくていいですが、密かに待ってます！！ (2019年7月14日 15時) (
レス) id: c64bb1fc21 (このIDを非表示/違反報告)
トーストぱん(プロフ) - とにかく最高すぎて好きです！！！！！ (2019年3月8日 3時) (レス) id: 2929f04cfc (このIDを非表示/違反報告)
トーストぱん(プロフ) - うらたさんとセンラさんがかっこよすぎて過呼吸になりかけましたごちそうさまです！！！フワリと大きな袖で包まれるって…！！！！ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞもう呼吸止まった瞬間でしたよええ！！！最高すぎて評価10押したのに既に投票していますって出るんですよ！！！？！ (2019年3月8日 3時) (レス) id: 2929f04cfc (このIDを非表示/違反報告)
トーストぱん(プロフ) - 口にする辺りあh((( 流石だなってなったし志麻さん何気に夢主ちゃんのこと、あの、怖がるだろ的なこと言っててｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞってなったしいやもうほんと好きすぎて好きすぎてヤバいです(語彙力低下)続き楽しみにしてますごちそうさまです (2019年1月25日 4時) (レス) id: 2929f04cfc (このIDを非表示/違反報告)
トーストぱん(プロフ) - ｱﾞｱﾞｱﾞ好きですさかたんが走り回って夢主ちゃん探しに行ってそれ止めようとセンラさん追いかけてその後志麻さん怒ってうらたさんが思ったことハッキリ言う構図が…もう…あの、机に手をめっちゃバンバンするくらい悶えましたごちそうさまですそんでさかたん禁句を (2019年1月25日 4時) (レス) id: 2929f04cfc (このIDを非表示/違反報告)
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