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バスを降りるとすぐに、梟谷の選手と思わしき人が案内してくれた。
そして今はマネさんの集まり。
まだ清水さんとやっちゃんは来ていない。
梟谷のマネさんは白福さんと雀田さんと言うそう。2人とも美人めっちゃ推せる。
そんなことを思っていると黒いジャージを纏った女子2人が来た。
「野口さん…!」
やっちゃんの嬉しそうな顔を見ると少し嬉しくなる。
「ごめんなああそっちの手伝いできんくてええ!清水さんもほんまにすんません…!」
清水さんとやっちゃんは2人揃って、いえいえと首を振る。
「事情は影山から聞いてたから。」
そう微笑む清水さんは本当に私の永遠の女神や。
「潔子ちゃんと仁花ちゃんと知り合い…?」
不思議そうに言う白福さん。雀田さんもちょっとわからないと言う顔をしている。
「私学校は烏野なんです。清水さん目当てにバレー部のお手伝いとかは行ってるんです。そんで白鳥沢に私の元同級生がおったんで、たまーに白鳥沢の手伝いも言ってて、今回は白鳥沢の監督に任命されて白鳥沢のマネです。」
さらっと清水さん目当てとか言ったもんだから2人には若干引かれた。ツライ。
「あ、そうだ!青葉城西と音駒と稲荷崎にはマネージャーがいないから、マネージャーも日毎にローテーションになっちゃうから今のうちにじゃんけんで誰がどこに行くか決めとこ!」
そう言う雀田さんの声に合わせて、みんなでじゃんけんをすることに。
どうか、どうかどうか神様。稲荷崎だけは避けてください…!
「じゃーんけーんぽん!」
そして、神は私を見放した。
「じゃあ、1日目の担当は私が梟谷、雪絵が音駒、仁花ちゃんが白鳥沢、潔子ちゃんが青葉城西、野口さんが稲荷崎で、烏野はみんなで協力してすることにしよう!」
合宿1日目が、最大の難所になりそうだ。
__________
アップの前に稲荷崎のメンツの前で挨拶をする。
おっかなくて双子の方は見れんかった。
「えー、烏野高校2年4組、白鳥沢マネージャーの野口Aです。今日は稲荷崎のマネージャーです。顔見知りもちらほらいますがよろしくお願いしますー。」
自己紹介に出てきた学校が多くて自分でもわけわからんくなる。
「A!久々やな!」
「アランくん!久々!」
アランくんはかれこれ5年ぶりぐらいだ。
アランくんがおる安心感と、メンバーの優しさでなんとかやっていけそう。
双子に睨まれてるんは気づかんふりをした。
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zero(プロフ) - スガさんのこうしの漢字、誤字ってます (2021年8月1日 0時) (レス) id: 0d7a47aa6b (このIDを非表示/違反報告)
るかち(プロフ) - 千花さん» コメントありがとうございます!スガさんもいいですねえ…あの人も夢主を支える(過激派)ですからねえ… (2020年12月6日 6時) (レス) id: 6d1a9a4ec9 (このIDを非表示/違反報告)
千花(プロフ) - 落ちは菅原さんがいいです! (2020年12月6日 4時) (レス) id: 3f06c5551a (このIDを非表示/違反報告)
るかち(プロフ) - ライムさん» リプありがとうございます!夢主支え続ける系川西太一、絶対いいと思って書いてみたら予想以上にハマり役でした…ありがとうございます! (2020年12月5日 20時) (レス) id: 6d1a9a4ec9 (このIDを非表示/違反報告)
ライム(プロフ) - オチできたら川西くんが良いです〜。ここまで夢主ちゃんを支えてきてくれたんだから報われてほしぃ..... (2020年12月5日 20時) (レス) id: 9da108d461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パン田くん | 作成日時:2018年5月19日 22時