【ハイキュー!!】女神を追いかけて来ました。【逆ハー】

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マネージャー業はしんどいけど、今日ほどそのしんどさに感謝したことはない。



この合宿はずっとマネージャーが動きっぱなし。スポドリとタオルの用意、ゲームの記録はもちろんのこと、炊事や選手たちの洗濯物もある。



そのおかげで午前中は選手と関わることがあまりなかった。




昼ごはんの用意ができて、選手を食堂に招き入れる。




食事の席は学校ごとに分かれているため、私は白鳥沢の席で食べる。




稲荷崎の人たちもいい人だが、離れていることに安心する、









「おい。」







間も無く、私の安堵はぶち壊された。







「おい、A。」


私がご飯を食べようとしているその後ろで双子の金髪の方が呼ぶ声がするが、無視した。



「返事せえや。」



さらに片割れ。いつぞやの電話とデジャブやん。
しかもどの高校の人もみんな私と双子を見てる。









「「宮A」」






双子が揃えた声で、周りは動揺する。それがさまざまな触覚から伝わる。









『あんたは宮くんの何なん？？』

『宮Aってうざいよなあ』

『宮、今どんな気持ちなん？』






『今日からAは、野口Aになるのよ。』









蘇る記憶は嫌なものばかり。







「………もう宮やない。今は野口や。」

「関係ない。俺とサムの中ではお前はまだ宮Aや。」


治と侑の中では、まだ私は宮Aのままで、それ以降の私は知らない。

…でも『宮』の私のことすら全然わかってないやん。







「なんで、お前はバレーやめたんや。」








治が放り込んだ爆弾は、聞いているみんなを唖然とさせるには事足りるものだった。



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長らく更新できてなくてすみません。
一応ですが引っ越しは済み、まだ片付けは終わっていませんが大学生活に向けて着々と進んでいます。

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いつもありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

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