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｢ヒッ！は、破壊神ヤミ！？｣
｢悪いなぁ…ソイツは俺のもんだ返してもらうぞ？｣
ヤミは、男を掴む手に力を入れた。
男の腕がミシミシ音を立てる。
｢わ、分かった！！分かったから見逃してくれ！！｣
｢2度と………俺らに近づくんじゃねぇ……！！｣
｢ヒィ！！｣
男達は、アリスから巻き上げた金も回収せずに、一目散に逃げていった。
｢ヤミ……｣
｢ふざけんな！！勝手に居なくなるんじゃねぇ！！俺がどれだけ心配したと思ってる！？｣
アリスは、初めてヤミから本気で怒られ、完全に怯えてしまった。
………嫌われる………………？
アリスがそう思った瞬間、突然アリスは力強く抱きしめられた。
｢え？｣
｢もう、2度と俺の前から勝手にいなくなるな。俺は……お前に何か合ったらと思うと、勝手に体が動く……！！｣
｢心配……してくれた？｣
｢当然｣
アリスは、初めてエマ以外の人から心配される感覚に、少しくすぐったい気持ちになった。
そんな、2人の間流れていた甘い雰囲気をヤミが、ぶち壊した。
｢にしても、あんなバレバレなイカサマに騙されるとか、お前アホだろ？｣
｢え！？イカサマ！？｣
｢じゃなきゃ、あんな連続で負けるかよ｣
｢え！？嘘でしょ！？｣
｢まぁ、動物の名前もまともに覚えられない馬鹿には分かんねぇか｣
｢馬鹿じゃないよ！！｣
｢ハイハイ、良いから帰るぞ｣
｢馬鹿じゃないからね！？｣
ヤミは、アリスの頭を優しく撫で歩き出した。
アリスも急いで後を追う。
【ヤミが心配してくれるなら、また博打行きたいな〜】
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
｢結局、何で博打好きなのか俺には伝わってないんだけど｣
｢良いの！！読者に伝わればヤミに伝わらなくていいの！！｣
｢酷くね？何時もカッコイイヤミさんが可哀想｣
｢カッコイイ？私の前ではただのツンデレの癖に｣
｢好きな女の前では、取り繕わないんだよ、ヤミさんは｣
｢………………私もヤミが好きだよ？((ﾎﾞｿｯ…｣
すると、ヤミはアリスの額にキスをした。
｢な！？｣
｢聞こえる声で言えたら、口にしてやるよ｣
｢ぅ〜///ヤミの意地悪！｣
｢はははっ！！｣
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麻倉詩悠＠パソコン垢(プロフ) - 貴方様の作品のヤミさんが可愛くてしんどいです… (2019年5月4日 9時) (
レス) id: 460ec4e8ff (このIDを非表示/違反報告)
kibidango(プロフ) - すみません、ちょっと、ヤミさんが可愛くて、しんどいです。 (2018年8月16日 10時) (レス) id: c1ff5a001d (このIDを非表示/違反報告)
桜川(プロフ) - いつも拝見させていただいてます！光の炎と影の氷2の3･４話で、主人公の思いとヤミとのシーンで泣いてしまいました！！それぐらいいい話なので！これからも頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！ (2018年8月9日 11時) (レス) id: ea65f6734b (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月8日 19時) (レス) id: 8141fb75f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：G3 | 作成日時：2018年8月8日 19時
