Pentagonと送る徒然草 第3夜

チャラ本さんとライバル ページ43

一瞬見れた履歴にはメンバーは勿論のこと先輩からの番号がずらり
Aもすまなそうに一言断るとユウトの電話に出てしまった

俺は鳴りやまない携帯を摘まんで睨み付ける
テヨナをスルーしたはいいが今度はジェヒョナ…次はマーク…あ、やばいミンソギヒョンじゃん…これは出ないと駄目か(個室で良かった)



Yu「ヨボセヨ？すみません電源切って」
Xi「お、出たなお前今どこ？」
Yu「今ご飯食べてま」
Cy「おっまえ何で俺の電話には出ないの！？」
Bk「ユウタ！抜け駆けしやがってー！」
Ty「ユウタ！浮気すんなこのやろー！！」
Yu「チャンベクヒョン、とテヨナは何なの？」

喰い気味なヒョン達に続き背後から聞き覚えのある声と一緒にすんな！と言う叫び声が聞こえた後ミンソギヒョンに戻った

Xi「ったくあいつら…ユウタ、今Aと居るだろ」
Yu「え」
Xi「やっぱりな」
Yu「何で…ていうかうちのメンバー皆います？」
Xi「おう、俺達が飯食いに店入ったら偶々NCTのメンバーもいて、テヨナがユウタが浮気だって半泣きで飲んでたからチャンベクが面白がって調べたらSNSでお前らの写真あがっててさ〜今度はそれ見たうちのマンネ達が怒ってる」
Yu「は？」


あ、お前のとこのマンネ達も怒ってるからさっさと今いる場所吐けよ〜
何となく刺のあるヒョンの言葉を脳が理解するのを拒否してるんですけど…ヒョンも酔ってない？
何て答えようかと悩んでいるとふいに服の裾を引かれてAに携帯の画面を見せられた

そこにはまぁ素晴らしい真顔のユウトが…、
殺気の籠った視線を無視してAを見詰めると喋りたいって言うからちょっと話してて、それだけ言うと何故か携帯を俺に渡して部屋を出ていってしまった
2つの喧しい携帯を手に思わず遠い目をした俺は絶対悪くない、俺にどうしろって…？



Yu「邪魔しないで貰えま」
Cy「え？何？何処にいるの！？俺も行く！」
Yt「Aが１人になる時を狙うなんて…大人は汚い！」
Yu「お前とそんな歳変わらんわ！ヒョンは来ないで！」
Bk「他に誰かいるの？ちょ、テレビ電話にして」
Yu「あーもうちょっと待って下さいよ」

話もまともに聞けないヒョン達に大人な俺は仕方無く2つの携帯をテーブルに固定すると画面を切り替えた


Xi「あれ、Aは？」
Yu「どっか行きました」
Bk「夜景…？お前今ホテルじゃないだろうな！？」
Yu「ちゃうし！」
Ki「ヒョン俺も…あ、あにょはせよ」
Se「誰ですか〜？Aヒョンは？」
Yt「え…あ、あにょはせよ」

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