12皿 ページ12
幸平くんとぶつかってしまったえりなは、またいつもと同じように幸平くんにつっかかる。
何がそこまで気にくわないのか…と少し呆れてしまうこともない。
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『んー、じゃあ私もお風呂入ってくるね。』
「あ、緋紗子も一緒に入ろう」とえりなと幸平くんの話がひと段落したところで、2人でお風呂に行くことにする。
トランプとUNOの件に戸惑っている緋紗子にも事の顛末を話したい。
「A、余計なこと言ったらわかってるわよね。」
『…はーい…。』
なんでこんなにすぐバレるんだろ。
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遠月リゾートの大浴場とか、もう、アレだ。めっちゃ気持ちよかった。
緋紗子と2人でゆっくりできたし、1日の疲れが抜けてく感じ。
その後2人でえりなのところへ行ったが、幸平くんの一件でイライラしているのか、少し愚痴をこぼした後、1人にしてほしいと、部屋を追い出されてしまった。
そんなえりなに私は思わず苦笑いして、心配そうにしている緋紗子を説得して部屋に戻す。
そして、私は密かに楽しみにしていた幸平くんのところへ行かせてもらうことにした。
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1203号室の前に来たけど、ダメだ1人で入るとか絶対無理じゃん、やばいどうしよう。
なんて、部屋の前でモタモタしていたら後ろから声をかけられた。
「あれ、神楽坂じゃん。おー、よかった来てくれたんだ。」
『あ、幸平くん』
幸平くんたち極星寮の男子たちもちょうど今来たみたいだった。
『よかった、1人じゃ入りにくくてどうしようかと思ってて、』
少し照れながら幸平くんたちに弁解しようと話し出すと、突然幸平くんの隣にいた男子2人が幸平くんに詰め寄り、コソコソと大きな声で問い詰めていた。
「おい、何で神楽坂さんがここにいるんだよ…！？」
「え、お前ら神楽坂のこと知ってんのか？」
「当たり前だわ！！」
「いやぁさっきの課題終わりに仲良くなってよぉ」
「はぁ…！？何だそれ羨ましい…！！」
「いや、そうじゃなくて、！」
うーん、丸聞こえなんだよぁ、
そういえば私って他の生徒からどう思われてるとかあんまり気にしたことなかったな。
これを機にちょっと聞いてみるのもいいかもしれない。
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水愛(プロフ) - Ｒ!Ｎさん» コメントありがとうございます！これからも頑張っていくので、よろしくお願いします！ (2019年10月22日 7時) (
レス) id: b9ec477e49 (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ!Ｎ(プロフ) - とても面白いです！頑張ってください！ (2019年10月21日 23時) (レス) id: 5067a2983b (このIDを非表示/違反報告)
水愛(プロフ) - チョコ味噌スープさん» ありがとうございます！コメントもらえてすごく嬉しいです。これからも頑張っていくので、よろしくお願いします！ (2019年10月19日 23時) (レス) id: b9ec477e49 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ味噌スープ - 初感想頂きました！！頑張ってください！応援してまぁす！ (2019年10月19日 22時) (レス) id: 956f84dad7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水愛 | 作成日時：2019年8月13日 16時
