検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:75,227 hit

37 階段裏 ページ37

伊野尾side



俺、今キスされてる?



唇に当たる柔らかい感触





伊「っっ!!」




俺は手越さんの肩を押して逃れようとするが、すぐに腕を掴まれて逃げられない




伊「何するんですか!」



手「いいじゃん別にキスぐらい」



伊「っ.....離してください!」





俺は後ずさるも、後ろには壁があってもう背中がついてしまった

腕を掴まれて前からは逃げられないし、もうどうしようもない



手「可愛いね」



伊「....んっ」




またキスされた

今度はさっきより深い




伊「.....っ......はっ.......もう、やめてください...!」



手「柔らかいね。食べちゃいたい」





耳元でささやかれ、身体が跳ねる




伊「んん......っ....」



今度は後頭部を抑えられて角度を変えた長いキス




チュ.......チュ.......





苦しくなって口を開けた俺がバカだった

その瞬間手越さんの舌が入ってきて激しく絡められる





伊「......んっ......ンン...」



手「はっ.....」





チュ......クチュ.......




手越さんのキスが激しくてうまく息ができない




伊「....っ..........ン....ふぅ........」



手「......っはぁ」



伊「っ......はぁ...はぁ...はぁ....」




やっと離れた唇

俺はその場にへたり込んでしまった




やだ



怖いよ




誰か......!!!!







「っってめえ!!何やってんだ!」




手「はっ!?っっ!」



伊「た、た.....かき.......さん?」





いきなり高木さんは手越さんの胸ぐらを掴んだ




手「お、お前高木雄也!?」



高「今すぐこいつから離れろ.....いいか」






高木さんはとてつもなく低い声でそう言った






手「クソッ」





手越さんはその場を離れて行った






高「伊野尾くん、大丈夫か?」



伊「はい....」



高「動けるか?」





俺はうまく言葉が出て来なくて、首を振ることしかできなかった




高「じゃ、とりま保健室な」



伊「わっ」




高木さんは俺を抱き上げて歩き始める




視線が...




あの有名人の『ヤバイやつ』が俺をお姫様抱っこなんて目立ちまくってる......!



でもキスのせいでまだ身体はフラフラだから高木さんに委ねるしかなかった




高「大丈夫か?」



伊「っ!はい....」








........なんて優しい声なんだだろう

38 なんでもない→←36 突然



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (97 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
307人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , たかいの , bl
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Aduki(プロフ) - るりさんありがとうございます!そう言っていただけると嬉しいです!どんな展開になるのか、楽しんでくださいね! (2019年2月12日 20時) (レス) id: 5298804aeb (このIDを非表示/違反報告)
るり(プロフ) - これはいのひかなのかやぶひかなのか。妄想が膨らみます!見てて楽しいです! (2019年2月12日 18時) (レス) id: eeedadf368 (このIDを非表示/違反報告)
Aduki(プロフ) - こーちゃんさんありがとうございます!最近は更新が遅くなりがちですみません...。これからも頑張ります! (2019年2月7日 16時) (レス) id: 5298804aeb (このIDを非表示/違反報告)
こーちゃん - Adukiさん はじめましてこーちゃんです! 更新頑張ってください!! (2019年2月7日 9時) (レス) id: 19d7d59a6b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Aduki | 作成日時:2019年1月7日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。