王子たちに恋されて 【オリジナル】

003 ページ3

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ……(etc

先生「じゃあここまで。
学級委員長はあとで科学準備室に用具を片づけておけよー」

「ハーイ」

先生「あ、そうだ、華満ー」

主「はい？」

先生「片桐先生があとで職員室に来るようにだと」

主「分かりました」


ﾊｧ……。
今日は図書室で唯と勉強しようと思ったのに


勝利「じゃ、華満、また明日な!」

主「あれ、もう行くの？」

勝利「あ、あぁ。なんか早く此処から逃げたほうがいいような気がして…」

主「ふ〜ん。まぁ、部活頑張れ」

勝利「おう!」


中昌君はサッカー部に所属している。
クレジアは多数の部活が全国大会の常連校。
勿論、サッカー部も。
中昌君はそのサッカー部のエースで
背番号10番を任されている……らしい

あまりそういうのは詳しくないし、
友達に聞いたことしかわからないんだよね

ただ唯曰く、MVP賞は八歳の頃から取っているんだと


唯「Aお待たせ―。
あれ、中昌もう部活行ったの？」

主「うん、なにか用でもあったの？」

唯「いやー、家庭科の調理実習でマフィン焼いたんだけど、丸焦げしちゃってさー。胡椒とタバスコ入れたのが不味かったのかな……？
んで、もったいないから中昌に食べさせようと」

主「あ〜、だからか。
そうだ、片桐先生に呼ばれた先に帰ってて」

唯「え、初日なのに？」

主「たぶん、今年の一年生の入学式のことだと思う。
私一応ボランティアしている身だから」

唯「そっか、じゃあ勉強はまた今度ね」

004→←002

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーアルファベット

X

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す