ハロー ページ9
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俺の告白を聞いた後翔くんは数秒の間固まって理解したのかハッって力が抜けてずるずるって床に座り込んで「嘘だぁ…」って言って昔から変わらないつぶらな瞳を大きく開いてぽろぽろ涙を流しながら俺を見る
俺も床に座って翔くんを抱き寄せて嘘じゃないよって優しく背中をぽんぽんと叩いて泣き止むまでずっとそのままでいた
何時間経ったのか分からないけど翔くんがふと「俺も智くんの好きだよ」って言ったあと泣き疲れたのかそのままこてんって寝て
その次の日起きたら俺が隣に居て俺は起きてたんだけど自分のほっぺを抓りながら夢じゃないんだってまた翔くんが泣き出してもう一度交際の申し込みをし晴れてめでたく恋人同士なった
よく良く考えたら三十路過ぎのいい歳したおっさんが夜中1人晩酌しながら恋人と付き合うまでの思い出を思い出しながらにやけてるって酷い絵面だよなって
けどあの時みたいに翔くんに無性に会いたくなって気付けばZEROはもう終わっていてきっと彼は反省会中だろうとスマホを手に取り愛しの恋人に送った
大野翔くん今日もいい顔してたよ
大野あいたい
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ハロー 終わり
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作者名:さつき | 作成日時:2017年4月24日 7時