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ハロー (OS) ページ7



月曜日23:00ZEROを観ながら酒を飲んでる俺はほんの少し昔の翔くんと恋人になる前の話を思い出していた。




俺は今この目の前にある手紙を読むのか読まないのか悩んでいる


ある日の楽屋翔くんの鞄を引っくり返してしまい片付けている時「大野智様へ」と書かれた手紙を発見しその時に翔くんが帰ってきたので咄嗟に自分の鞄に入れてしまったのだ


「よし!」と気合を入れ開けてみると
出てきたのは三枚の紙、もちろん翔くんの字だ



「拝啓 大野智様へ



この手紙は私が墓場まで持って行くつもりで書く手紙です。もしかしたら読むかもしれない、いや多分ふとした表紙に読んでしまうんだと思います。

きっとこの手紙を読めば貴方は優しい人だから沢山悩むと思います。それはいやだから今まで言うのを諦めていましたしかしどうせなら悩んで悩んで私の事で一杯になってしまえばいいと言う考えもありました。私が悩んだ結果文字で伝える事にしました。これまで散々ヘタレ呼ばわりされる度に「違うぞ」と否定してきましたが私はどうやら正真正銘のヘタレのようです。こんなヘタレな私の文章ですが途中でビリビリに破いて捨ててしまわないで最後まで読んで下さい。」


続きが気になり読み進めていくと



「さて貴方が悩むと言うこの手紙の本題ですが





大野智様、貴方の事が好きです。



非常に好きです。
とてつもなく好きです。
大好きです。好きです。



いつ貴方の事が敬愛から愛に変わったのかよく覚えていません。もしかしたら貴方と初めて出会ったあのリハ室からかも知れません。
3年前、丁度嵐が15周年の時です貴方は毎日ベランダで泣いていましたね番組収録の時にも「翔ちゃん見ると泣いちゃう」ってずっと泣いていましたね顔が腫れてしまうのではと心配になった記憶があります。


あの時ニノが腰を痛めてスライドにするかどうか話していた時貴方の一声で決まりました。その時の後ろ姿を今でも鮮明に覚えています。


10周年の時、これがきっと貴方の事をちゃんと恋愛感情で好きなんだと再確認した時でした。
それまではあってはいけない感情だとその感情を押し殺していましたが15周年の時開き直って片思いを楽しもうと決意しました」




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作者名:さつき | 作成日時:2017年4月24日 7時

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