1 彼女の最初の出会いは少年と猫でした。 ページ4
A視点
ガタガタ ガタガタガタ
俺はその音と共に目が覚めた。少しあくびをして…そして同時に溜息をつく
A『…はぁ、また面倒なことになっちまいそうだな((ボソッ…』
そう呟き身体をほぐそうと腕を上へ伸ばそうとするが
A『ガンッ痛ッッ!は?どうゆうことだ..っておい!ここなんかの箱の中じゃねぇか!』
見事に指をぶつけたが周りを一瞬で把握し驚くが俺はそのまま自分から見て上の辺りを蹴りあげた。
ドガァッ!!
そうすると辺りは明るく....
A『ならねえじゃねぇか!!なんだここッッ!』
どうゆうわけか俺の目の前には奇妙な光景が広がっていた。周りにとんでもねぇ量の棺桶、浮く棺桶、デカい鏡.......そして、燃え上がる青い炎
A『まじでどうなってやがんだ...起きてそうそうこれはねぇだろ.......』
思わず呆然としていた。が.......
??「だっ誰か助けて!!」
横を見ると5つほど向こうに中性的な顔の少年がいた。そいつは青い炎で囲まれており、なぜか狸…?猫…?に脅しをかけられていた。いや...まてだからどんな状況だ…とまたも固まるがその少年は、俺が居ることに気がついたのか
少年「すみませんッッ!!そこの人ッッ!助けてくださいッッ!」
と声をかけてきた。しゃーなねぇなぁ.....と
俺は助走をつけて一気に炎の中へ跳び少年を抱き上げ炎の中から出る。
A『おい…お前大丈夫か?』
流石に火傷していたら可哀想だと思い声をかけたがどうやら目に見える範囲では火傷はない。
少年「だっ大丈夫です…」
どうやら無事のようだ…1度安堵するがそういやまだあの猫が残ってたなと後ろを向くとプンスカとキレていた。
猫?「おい!おめぇら!!待つんだゾ!」
ふなぁーッッ!とまたもや青い炎を吐いてきたが俺は後方に跳び避けた。てかあれは本当に猫か???炎吐く猫なんて聞いた事がないぞ...早めに黙らせておきたいが生憎、俺は動物をいたぶる趣味はない....そうして少年を先程よりも強めに抱き上げから声をかける。
A『今から彼奴から全力で逃げる…振り落とされたくねぇなら、しっかり掴まっておくことだな』
ニヤッと笑いながら言うと少年はエッと声を漏らしていたが気にさず俺は走り始めるのだった。
2 彼女達は猫もどきから現在進行形で逃げているようです。→←彼女はログインしました。
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作者名:愛☆空 | 作成日時:2020年10月4日 2時