【ジョジョ】勘弁してくださいぃぃ！！【4部×5部】 (ページ8)

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○○ホテル....普通のホテルだよ？「.....ちょっと悪意あるッスね(引)」ページ8

承太郎さんに手配してもらったホテルに着いた。

ジョルノに荷物盗られてたけど、康一くん....大丈夫なのかな？

ベッドに腰掛け、横に置いたスーツケースに目をやる。

『さてと....開けますか』

ギチギチに詰まっていて、留め具が固くて外れない....。

『....なんだこれ！固すぎぃ！！』

「そんなに叫んで何してるんです？」

『なんか留め具が固くて開かねぇんだよなぁ...って、ジョルノ！？なんで居んの？！』

「迎えに行くって言ったじゃあ無いですか」

『ここ2階なんだけど！？』

「木を育てて、窓から入って来ました」

『あぁ...そっか、そういやそんなコト出来たね』

「貸してください、こうやって留め具を蝶々に変えて....」

『おぉー！流石ジョルノ！！』

ガチャりとケースが開く。

着替えや、財布、携帯電話など....

生活必需品が沢山入れられていた。

『ん、これ....』

「手紙....ですね」

そこには白い封筒の手紙が入ってあった。

中を開けて読んでみる。

〝Aへ、これを読んでるって事は無事に着いたってことッスよね！良かった....変な男に捕まってないっスか？それともなんかもうやらかしたんスか？....あー！！気になり過ぎて夜も寝れねェ....スグそっちに行きますね〟

....ヤバい！ヤバい！！←

ジョルノと居るとこバレたらヤバい！！←

『ジョルノ！早く行こう！！ココに居たら....！』

ジョルノの袖をグイッと引っ張って、ドアの方へと足を運ぶ。

「と、とにかく落ち着いてください！A....それにしても仗助さんって、そんなに恐い人なんですか？」

『いつもは優しいんだけどさ....仗助以外のヤツと関わると怒るんだよぉ！！だからすっげー恐い！！....ジョルノと居るの、見つかりたくねェ』

「分かりました...でもA、もう遅かったみたいですよ....」

「A....誰かと話してるんスか？その声、康一の声じゃあねェみたいだな！コラァｯ！！」

『じ、ジョルノ...窓から逃げよう？((ﾎﾞｿｯ』

「....Aとの愛の逃避行なんて悪くは無いんですけど、僕は....この人に言うことがある！」

「ドラァｯ！！」

ドアがブチ破られる。

「俺のA誑かしてんのはアンタっスかぁ...？」

「....ドアを壊すなんて、随分乱暴なんですね？」

あれ....おかしいな？

イタリアって結構暖かいんだよ。

なのになんでこの部屋こんなに寒いのかな....？(震)