38 、通じ合う ページ39
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一「……」
「ごめんね、こんな話して‥」
一松くんにさっきの事を一通り話した
私は泣き止んだけど、一松くんがあまりにも優しく抱きしめるから、また、涙が出そうになる
彼は黙って相槌を打ちながら、話を聞いてくれる
一「…Aはさ、自分を責めすぎなんだよ」
「え…」
一「好きに時間は、関係ないでしょ‥?」
一松くんは、「まあ、俺が偉そうに言えたことじゃないけど…」 と俯きながらそう付け足した
「…一松くんは、優しいね」
そんな彼だから、私はきっと、____________________________。
一「…クソ松が振られた後に言うのは狡いかもだけどさ、俺は、
Aが好き」
「…え」
一「…クソ松なんかより、ずっと前から好きだった。Aが好きだから、ストーカーして、家に住まわせて貰ったりした‥
狡いよね、俺」
「…嘘、‥」
いきなりの一松くんからの言葉
私はもちろんびっくりしたけど、それ以上に一松くんが驚いている
一「…もしかして、気付かなかったの?」
「ストーカーまでしたのに…」 と少し項垂れる一松くん。
私は正直、女の子なら誰でも良いんじゃないか、っていう理由でストーカーをしてるんだと思ってた
‥ちゃんと、理由があったんだ
一「…それで、返事を____っわ、…」
私は一松くんが言い終わる前に、彼に思い切り抱きついた
一「え…」
「私も…好きです、一松くんが」
一松くんと出会って、気付いたら、好きになってた
これだけは、確かな事
一「‥っ、Aっ…!」
そして、
.
私と一松くんの影が重なった
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美瑠(プロフ) - カズサさん» ありがとうございます!ストーカーって怖いですよね…その様な気持ちになって頂けたらこちらとしてもとても嬉しいです!こちらこそありがとうございます! (2017年1月5日 17時) (レス) id: ea0e0992e5 (このIDを非表示/違反報告)
カズサ - とても面白かったです!私もストーカーされたことありまして...。でもこの小説読んで嫌な気持ちが少し軽くなりました笑ありがとうございます。 (2017年1月4日 14時) (レス) id: 17c4b817b8 (このIDを非表示/違反報告)
美瑠(プロフ) - BloodyMaryさん» さんくす〆(・ω・o) (2016年8月31日 18時) (レス) id: ea0e0992e5 (このIDを非表示/違反報告)
BloodyMary(プロフ) - 耳攻めのところが最高です(*`ω´)b (2016年8月31日 18時) (レス) id: dad9c855f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美瑠 | 作成日時:2016年8月27日 14時