29 、初恋と過去編1( 一松 ) ページ30
一松side
俺はAの事が好き
もちろん一目惚れ
そして、クソ松もきっとAが好き
クソ松は、Aの前では兄弟にも見せない表情をしてたし、何よりデレデレしていて気持ち悪いし分かりやす過ぎる
でも俺だって好きなんだ、クソ松なんかよりずっと前から、あの日から、今もずっと___
俺の、初恋なんだから________
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____________
- 一年前 -
俺は、いつもの様に路地裏で猫にエサをやっていた
持ってきた煮干を食べている猫達を見て、俺は癒されていた
しかし、そんな俺の小さな癒しは、一瞬で崩れさる
不良1「よぉ、兄ちゃん、こんな所で何してんの?」
一「……」
不良2「ぁ?おい、無視かー?」
不良3「無視なんかしてないでさぁ、金、持ってんだろ?寄越せよ、おら」
坊主頭のクソ不良共が、俺の領域に入って来たのである
もちろん、俺はニートだから、金なんかある訳もない
そのまま黙って立ち去ろうとした、が
ガッ
一「っう…」
不良4「おいおい兄ちゃん、逃げる気かー?」
不良3「どーなっても知らねーよぉ?」
不良2「金出した方が身のためだと思うぜー?」
俺は一人の不良に殴られた
年齢は俺の方が上だとしても、若くて力の有り余ってる奴らに、ニートの俺の力は敵わない
モブ1「体力ねぇなぁー」
ガッ
一「ぅぐっ…」
今度は腹を殴られる
思った以上に痛い
体力の無いニートにとっては十分過ぎる攻撃に意識が朦朧としていき、
今度は俺の真正面から顔面に向かって拳が飛んできて、もう無理だと諦め、目を瞑った時、________
「…弱い者いじめは良くないですよ」
…一人の女神が現れたのである
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美瑠(プロフ) - カズサさん» ありがとうございます!ストーカーって怖いですよね…その様な気持ちになって頂けたらこちらとしてもとても嬉しいです!こちらこそありがとうございます! (2017年1月5日 17時) (レス) id: ea0e0992e5 (このIDを非表示/違反報告)
カズサ - とても面白かったです!私もストーカーされたことありまして...。でもこの小説読んで嫌な気持ちが少し軽くなりました笑ありがとうございます。 (2017年1月4日 14時) (レス) id: 17c4b817b8 (このIDを非表示/違反報告)
美瑠(プロフ) - BloodyMaryさん» さんくす〆(・ω・o) (2016年8月31日 18時) (レス) id: ea0e0992e5 (このIDを非表示/違反報告)
BloodyMary(プロフ) - 耳攻めのところが最高です(*`ω´)b (2016年8月31日 18時) (レス) id: dad9c855f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美瑠 | 作成日時:2016年8月27日 14時