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episode54(流星side) ページ5





急いでレストランを出てみたけれど、

やっぱり遅かった。









「はっ、

何してんだろ俺。」










それからは、

あてもなくふらふら歩いて



気がついた時には、

もう日が沈んで暗くなってきていた。





そろそろ帰るか、と

タクシーを呼んで待っていると



携帯が震えた。











「 ん、誰やこんな時間に。」










どうせ親父かお袋が


お見合いを抜け出した件で

掛けてきたのだろうと、



名前を見ずに電話に出た。











「もしもし。」


『よぉ藤井。

俺や。』



「あぁしげか。

どうしたん急に。」


『今どこ?

時間あったら話したいねん。』




「ほぉ、

時間ならあるで。

今〇〇通り付近やけど。」


『すぐ近くやな。

来られるか?』




「おう。」


『じゃあ地図送っとくな。

着いたらすぐ分かると思うから、

声掛けてな。』




「了解〜。

じゃあな。」


『よろしくな。』













どうしたんやろ、

しげ。



奥さんと喧嘩でもしたんかな。



そうかもしれんな。

だったら相談のってやらんとなぁ。







送られてきた地図の場所を

タクシーの運転手に見せて、



すぐにその場所へ向かった。
 






呑気な考えしか

頭になかった俺は、



ヤバい話だとは思っていなくて。






 
着いたら

しげとAがいて、




なんとなく流れで

しげの家に行って、





そしたらAが

しげの奥さんやってカミングアウトされて、





謝って、





そしたら

しげも謝ってきて、






Aが怒って

部屋に戻って、







そっからお酒飲んで……









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かずな(プロフ) - マル子さん» アンケートのご協力ありがとうございました!続編が出来ましたので是非見てくださいね!また次回作も是非ご愛読よろしくお願い致します! (2017年8月15日 16時) (レス) id: 416afeed2e (このIDを非表示/違反報告)
かずな(プロフ) - みきさん» アンケートのご協力ありがとうございました!続編が出来ましたので是非見てくださいね!また次回作もよろしくお願い致します! (2017年8月15日 16時) (レス) id: 416afeed2e (このIDを非表示/違反報告)
かずな(プロフ) - メリーさん» アンケートのご協力ありがとうございました!続編が出来ましたので是非見てくださいね! (2017年8月15日 16時) (レス) id: 416afeed2e (このIDを非表示/違反報告)
マル子(プロフ) - 続編希望です。 (2017年8月11日 5時) (レス) id: dbb71b4d2c (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 続編希望します!よろしくお願いいたします。 (2017年8月9日 6時) (レス) id: b4e2f9f02b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かずな | 作成日時:2017年8月6日 12時

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