い え ろ ー が ー る 。

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「「かんぱーい！！」」


「うめぇ〜！！！」


「いいなぁ〜酒」


私はそういいながら烏龍茶を1口飲んだ。結局あの後、ヒロトが歩きだと言うので私の車で近くの居酒屋にやって来た。


「A大学どーなの？彼氏とかいたりして笑」


「いやいないし笑いたらヒロトと2人で飲んでないわ笑」


「あ、ほんと？じゃ良かった〜」


ヒロトはそう言うと、「すみませーん！」と店員さんを呼んだ。ヒロトは良い奴だ。こう見えて。ヒロトこそ彼女の1人や2人簡単に作ってそうなのに。


「ヒロトこそ彼女いないの？」


「んー、いないってか作ってない」


「なんでよ」


「んー、一途だから？笑」


ヒロトはそう言うとケラケラと笑った。ほんとに意味わかんないやつ。
それから約1時間ぐらい飲んで喋って。久々にこんな笑ったってぐらい笑って。


「ちょっとトイレ行ってくるね〜」


「んー」


私は個室から出てすぐのトイレに行った。事を済ませ、トイレから出ると


「しばゆー…？」


「え！Aじゃん！」


そこにはしばゆーがいました。

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