。+°11memories°+。ver.番外編7 (ページ3)

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236ページの続きですっ

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ちゃっかりjoy so○ndにログインして歌い続け、現在午後の6時

ちょっとだけ喉に違和感を感じながら、チェックアウトした

外に出れば、春と言えど夜はまだ冷え込む

一週間前より薄着で来たことを若干後悔しながら帰り道を歩いていると、前方に見覚えのある三人組発見

やっぱり皆羽をのばしてるのね・、なんて思いながら別の道を行こうと方向転換したら、後ろから足音が聞こえてきた

夕方のランニングかしら、と道の端によったら、その足音はどんどん近づいてきて

随分ハイテンポだな、と思ったときには通りすぎた

と思ったら、少し行ったところでランナーは止まって、くるっと振り向いた

浜「やっぱり先輩だ！」

美「……え？」

浜「ちらっと見えて、もしかしてと思って来たんすけど、よかった、人違いじゃなくて！」

美「あの、さっきまで速水くんと倉間くんと一緒にいたよね……？」

浜「あぁ、先に帰っててって言ってきましたよ。先輩こそ、分かってたなら声かけてくれればよかったのに……」

美「だって、仲良く帰ってるところを邪魔できなかったんだもの……」

まさか置いてくるとは……

二人は帰ったのかと後ろを振り返ったけど、誰もいなかった

大人しく帰ったのかしら……？

まぁ、速水くんがいれば尾行することはないだろうけど……

浜「でも速水たちとはいつでも会えますし、先輩寒そうだったんで！」

そう言って、自分が着ていた上着をうちの肩に羽織らせる浜野くん

美「いや、悪いよ！！浜野くんだって寒いでしょうに……」

浜「先輩が気にすることじゃないっすよ！」

上着を返そうとしたら、返させまいと上着ごと両肩をぎゅっと掴まれて阻止された

美「でも……」

浜「いいからいいから！！ちゅーか先輩、帰るとこだったんでしょ？送ってきますよ！」

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そんなこんなでちゃっかり送ってもらっちゃって、ただいま何故かプレゼントを貰っている次第です

浜「ほ、ほら、ホワイトデーに渡せなかったから……」

美「そんな、気にしなくてもよかったのに……」

正直、諦めてたからメチャクチャ嬉しい

浜「遅れてすいません。でも、しっかり渡したかったんで。」

美「あ、ありがとう……」

美「じゃ、じゃあ帰るね。送ってくれてありがとう。」

浜「はい、おやすみなさい、先輩。」

美「うん。気を付けて帰ってね。」

思わず逃げてしまった……

***

文字数め……