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寂雷side
いつものように元気に診察室の扉を開けるAちゃん。
『こーんばんわー!』
元気なのは良いけれどもう少しだけ静かにして欲しいな…。
寂雷「Aちゃん。ここは病院だよ。もう少し静かにしようね。」
『あ!ごめんちー!たむけんちー!』
寂雷「まあ…もう病院も閉じるし患者さんはいないからいいけれど…」
思わず溜息をついてしまうよ。あまり良くないのだけれど、この子の前だけでも自然体でいたいからね。
…にしても。
寂雷「痛々しい格好をしているね。女の子がしていい姿じゃないよ。」
女の子がこんな傷だらけで来るなんて何があったんだろう。
『あ、はは…ごめんなさい…』
Aちゃんは昔一郎くんと喧嘩をしすぎたせいか、少々痛覚が鈍い時がある。それが役立つ時もあるけれど、人間が必要としている機関のひとつなんだ。自覚が必要かな。本人も反省しているみたいだし今回は良しとするか。
『んとね…』
かくかくしかじか
寂雷「なるほどね…しかし、料理でこんなになるかな?」
『うぅ、なったんですもん!』
何か隠しているんじゃないのかと思ったけれど、ただ墓穴を掘ってしまったようだね。ごめんね。
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杏葉(プロフ) - トマトさん» コメントありがとうございます!亀更新ですが今後も応援して頂けるとありがたいです!頑張ります! (2020年4月27日 19時) (レス) id: 08331013af (このIDを非表示/違反報告)
トマト(プロフ) - 続編おめでとうございます!!更新頑張ってください! (2020年4月27日 13時) (レス) id: ff94ed5823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葉 | 作成日時:2020年4月27日 2時