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現在_______________
社員1「_______________輩、先輩!聞いてます?(汗)」
おっといけない、昔のこと思い出してる場合じゃないね
先月入社してきたばかりの後輩君が焦っている
目の前にあるのは後輩くんがまとめた資料。赤鉛筆で色々と修正しないと
いけないところが書いてある
にしても多いな…
『ご、ごめんね。これ修正多いけど……大丈夫?私やっとこっか?』
大人の顔して昔先輩が私に言ってくれたように
後輩君にそう言うと躊躇いながらも 「お願いします…!」 と勢いよく頭を下げていった
少しは頼りがいのある先輩 になれているだろうか_______________
あっという間にお昼の時間になりいつもの場所へと行くと既に
赤葦くんが来ていた
まあこれは毎日のことで、でも約束している訳でもなくて
自然と一緒に食べている
赤葦「先輩、今日は遅いですね」
おにぎりをモグモグしながら私に問いかける
こういうところ、なんか年下ぽくって好きだな(笑)
本人に言ったら怒られるんだろうけど
『うん…。後輩くんの資料修正が多くてね、手伝ってやってたの
そしたら遅くなっちゃた』
赤葦「先輩はお人好しすぎませんか。自分でやらせた方が成長するんじゃ…
…………ってすみません、先輩に。」
途中でハッとしたと思えば私にそう言った
『いいよ、別に。そうだねぇ……でも、、
あ、ううん。なんでもないや、ごめん』
赤葦「?はい、…」
また二人きりの空間に沈黙が続く
でもこの空間がとても心地良いんだ
変に気を使われたり、必死に話題を探しているような
そういうのはなんというか、あまり好きじゃないから。
本当に赤葦くんとは相性がいいんだと思う
_______________もうすぐ、昼休みが終わる
❀✿
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作者名:ぐれえぷ | 作成日時:2018年1月20日 22時