初めての御使い�� ページ24
諦めてくれたか……？
その時
ｶﾞｷﾝ 『ッ！？』
手に持っていた拳銃が、金色夜叉に斬られた。そして、そのまま姐さんに腕を優しく掴まれた
紅葉「じゃが、鴎外殿の命じゃ。そなたには着いてきて貰わねばならぬ。どれだけ拒否されても」
『で、でも私は━━━━━━━━━━━』
紅葉「何故、探偵社がそなたを必要とするか判るか？」
姐さんは急にそう言った。それは、仲間だからじゃないの？私は、武装探偵社の社員だからじゃないの？
『…仲間……だから』
紅葉「違う、奈穂がそのような異能を持っているからじゃ」
敦/鏡花「「！？」」
ドクン、と心臓が強く鳴った気がした
私が、必要とされているのは異能だけ？この異能を持っているから、探偵社は……
『で、でも社長は…私のことを仲間…だって……どんな組織にも渡さないって……』
紅葉「それは、そなたを探偵社に縛り付けるための甘言に決まっておろう。彼奴らは、そなたを"道具"としか思っておらんのじゃ」
急に、目の前が真っ白になった。何もかも、判らなくなった。みんなの言葉も、助けてくれたのも全部私の"異能"が、大事だから？仲間だと言ったのは、"異能"があったから？
紅葉「マフィアがそなたを求めるのは、異能だけではない。戦術、知能、それ以外にもそなたを必要としているのじゃ」
姐さんが私の頭を撫でた
紅葉「だから、マフィアに来てくれぬか？奈穂や。鏡花もじゃ、二人とも私が守ってやろう」
敦「ッ…彼女はもうマフィアには戻らない」
敦くんが言った
敦「それに…僕らは奈穂ちゃんの事を、道具なんて思ってない………彼女は、異能があっても、無くても、僕の、僕達の、大切な仲間だ！！」
『敦くん……』
そうだ、探偵社はそんな人達じゃない。仲間思いで、どんなときも助けてくれて、人を守るために命を張っている。だから、そんな人達が、人を道具なんて思うはずない
敦「そして、鏡花ちゃんの力は、探偵社の仕事で振るわれるものだ！」
その言葉に、姐さんが反応し、涙を流した
鏡花「………！？」
そして、静かに鏡花ちゃんの元へ歩いた
紅葉「矢張り……鴎外殿の許可など待たず、迎えに来るべきであった。このような欺瞞と偽善の巣にそなたを一秒も置いてはおけぬ」
姐さんは鏡花ちゃんを抱きしめた
紅葉「可哀想な鏡花や、甘言に唆され、そこが光の世界と勘違いしたのであろう」
優しい声で、姐さんは鏡花ちゃんに訴えかけた
初めての御使い�ぁΣ屬塙藩奸∪磴閥眇Л、�←初めての御使い��
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るーりん(プロフ) - 七巳流さん» ありがとうございます！大丈夫です、私も分かりません() (2022年9月9日 23時) (
レス) id: dba2b4d298 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - ドックフードの件が良い！！！ (2022年9月9日 22時) (レス) @page38 id: 946d7e89eb (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - 芥川さん可愛い。恋を理解できてないのも良い。恋私も知らないけどね！！！ (2022年9月9日 21時) (レス) @page8 id: 946d7e89eb (このIDを非表示/違反報告)
るーりん(プロフ) - 三斗(トリップ願望者)さん» ありがとうございます！！そう言って頂けてとても嬉しいです！！ (2022年7月15日 22時) (レス) id: dba2b4d298 (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - 夢主ちゃんの性格いいね！こう！THE一般人って感じがする！後、書き方うまいですね！文章の間の間隔とか！ (2022年7月15日 22時) (レス) @page15 id: 1595fb6da3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るーりん | 作成日時：2022年7月3日 22時
