たえまなく過去に押し戻されながら�� ページ19
芥川くん全然出てこなくてごめんなさい…！！
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敦「異能は便利な支配道具じゃない。それは僕も彼女も善く判ってる」
敦くんは此方を少し見て、そう言った
敦「自分の創った空間に死ぬまで━━━━━━━━━━否、死んだ後も囚われ続けたいか？」
虎眼を光らせながら、敦くんが言った
モ「あたしは……失敗する訳には」
敦「今から手を離す。決断の時間は扉が閉まる一瞬しかないよ」
モ「だめ、待っ！！」
敦くんは辛そうな顔をしながら、扉の枠から手を離した。モンゴメリちゃんと敦くんが扉の中へ入っていく。もう少しで扉が閉まるというとこで
『此処は……』
外へ戻っていた。景色が動いているし、みんなが居る。みんな無事だ
『良かった……』
その時
敦「奈穂ちゃん！！」
と、後ろから呼ぶ声がしたので後ろを振り向くと、敦くんが此方へ走ってきていた
『敦くん！良かった無事で！本当に失敗したらどうしようかと━━━━━━━━━』
急に、敦くんに抱き締められた。ふわっ、と敦くんの香りがした。ん？敦くん？どうしたの急に！！貴方は鏡花ちゃんがいるでしょ！！それに後々モンゴメリちゃんも！！
『ちょ、あ、敦くん？皆もいるし、そのっ……』
敦「……良かった」
その声は震えていた
敦「…無事で良かった」
…心配してくれてたんだ、ずっと
『…私も、敦くんが無事で良かった。皆を助けてくれてありがとう』
敦「！……どういたしまして」
無邪気に敦くんが笑った
というかすごいいい匂いがする敦くん。撫でたい、え？撫でてもいい？すると、敦くんは数秒固まった後、バッと勢いよく離れた。その顔は真っ赤になっていた
敦「ごっ、ごごごごごめん奈穂ちゃん！！そそそそういうつもりじゃあ無かったんだ！！ただ奈穂ちゃんが心配でっ！！」
『わ、判った！！判ったから落ち着いて！！』
そこまで慌てなくてもいいだろうに……すると、奥の方でモンゴメリちゃんが座り込んでいるのを見つけた
『敦くん……あの子は……』
敦「あ……」
私たちはモンゴメリちゃんの近くまで歩いた。その身体は震えていた
敦「…………ごめん、若し……何か僕達に」
モンゴメリちゃんは涙目で此処をキッ、と睨むとその場から走り去っていった
『……大丈夫かな…』
敦「…判らない……けど、今は皆が無事で良かった、そう思っておこう？」
『……うん』
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るーりん(プロフ) - 七巳流さん» ありがとうございます！大丈夫です、私も分かりません() (2022年9月9日 23時) (
レス) id: dba2b4d298 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - ドックフードの件が良い！！！ (2022年9月9日 22時) (レス) @page38 id: 946d7e89eb (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - 芥川さん可愛い。恋を理解できてないのも良い。恋私も知らないけどね！！！ (2022年9月9日 21時) (レス) @page8 id: 946d7e89eb (このIDを非表示/違反報告)
るーりん(プロフ) - 三斗(トリップ願望者)さん» ありがとうございます！！そう言って頂けてとても嬉しいです！！ (2022年7月15日 22時) (レス) id: dba2b4d298 (このIDを非表示/違反報告)
三斗(トリップ願望者) - 夢主ちゃんの性格いいね！こう！THE一般人って感じがする！後、書き方うまいですね！文章の間の間隔とか！ (2022年7月15日 22時) (レス) @page15 id: 1595fb6da3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るーりん | 作成日時：2022年7月3日 22時
