ツンデレ？ ページ8
炭次郎Side
お館様は再び屋敷の中に戻り、Aに縄を切ってもらった。
辺りはもうすっかり暗くなってしまった。
炭「A！ありがとう！！」
貴「私も、炭次郎達に助けてもらったから」
すると、転がっていた箱がガタガタっと揺れて、禰豆子が出てきた。
しのぶさんと冨岡さん以外、刀を構えて警戒する。
禰「フンフン」
こちらに駆け寄ってきて、俺とAを抱き締めた。
不「なにっ…！？」
伊「鬼なのに…理性がある…」
し「どうやら、鱗滝さんが言っていたことは本当のようですね」
ほっとしたのか、刀をしまってこちらを黙って見つめている。
不「ありえねぇ…」
ふらふらと座りこんでしまった不死川さんに、Aは歩み寄った。
不「A…。さっきは、人殺しなんて言って、悪かったな…」
貴「いいえ、それは事実です。でも私はそれを背負って生きていくと決めました。これからも仲良くして下さいね？」
不「…はぁ？」
無「A！！」
貴「むーくん！」
無「お帰り(ニコッ)」
貴「ありがとう」
蜜「私もいいたいっ…！お帰り！！」
貴「ただいま」
伊「…長い休みだったな」
貴「そうですね…これからは休み無く働きます」
し「無理のない程度でお願いしますよ？」
貴「もちろんです！」
煉「また一緒に鍛錬をしよう！」
貴「はい、負けませんよ？(ニコッ)」
煉「はっはっはっ！威勢がいいなぁ！」
悲「自ら灼熱地獄へ踏み入るとは……南無阿弥陀仏…」
さっきとは打って変わって、ほわほわした雰囲気だ。
し「初めは10歳で突然鬼殺隊の柱になった異例の彼女に、誰もが警戒していました。けど、彼女の人柄とその強さが信頼に足るとわかってからは、みなさんあんな感じなんです、私も含め」
ツンツンしているように見えて、全員から優しい匂いがしている。
し「竈門炭次郎君、あなたもあんな風になれるといいですね」
炭「はい！！！」
Aの羽織りの袖に、土下座したときについた砂を見つけて払いにいった。
炭「ちょっとじっとしてて、砂が…」
貴「ありがとう」
すると俺の腕を静かに掴まれた。
無「僕のAに触らないでよ」
貴「むーくん、離してあげて？」
無「べー」
…柱ってやっぱりこわいな…
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さき(プロフ) - 言ノ葉さん» 確かにそうですね…！ありがとうございます！！ (2019年9月13日 16時) (
レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
言ノ葉(プロフ) - タグの｢オリジナル｣も消した方がいいと思います…… (2019年9月12日 21時) (レス) id: 50b948882d (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 寒波さん» 外すの忘れていました…！大変失礼いたしました！！教えて頂きありがとうございます！！ (2019年9月3日 13時) (レス) id: b66acd21cf (このIDを非表示/違反報告)
寒波(プロフ) - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2019年9月3日 12時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さき | 作成日時：2019年9月3日 11時
