その頬はいつだって赤い【呪術廻戦】

20話 ページ21

夢主side

五「君はもう半分呪いみたいなもんだから。体には呪力が流れているよ」

先生は悠仁を指さしてそう言った

五「でもまっ呪力の制御(コントロール)は一朝一夕(いっちょういっせき)できないからこれを使いな」

そう言うと先生は悠仁にクルクルと布に巻かれている何かを渡した

『？先生それなんですか？』

五「見ればわかるよ」

ｻﾞｯ

そう先生が言うと悠仁は布を勢いよくとった

悠「おぉ✨」

五「呪具「廜坐魔(とざま)」呪力の篭った武器さ。これなら呪いにも効く」

野「ダサ」

そう言って釘崎さんは腰になにか入ったポーチのようなものを巻いた

『(かっこいい...)✨』

恵(顔に出てる...)

五「あーそれから...宿儺は出しちゃ駄目だよ。あれを使えばその辺の呪いなんて瞬殺だけど近くの人間も巻き込まれる」

─────

『...あの先生』

五「ん？どったの？」

そう言って先生は顔を覗き込んできた

ﾎﾞﾝｯ

ﾌﾟｼｭｰ

不意打ちすぎて久々に顔を赤してしまう

五「あれ？照れてる？」ﾆﾔﾆﾔ

先生はニヤニヤしながら面白がってもっと顔を近づけてきた

『せっ先生そんなんだからみんなに嫌われるんですよ?!!(照れてないです！)』

...

恵「ﾝﾌｯw」

『あっえっと...(違う違うそう言おうとしたんじゃないんですｯ(ඉ𖥦ඉ))わっわざとじゃないんです！』ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

五「心の中では思ってるってことね???!!」

「うわぁーん先生泣いちゃーう」と言いながらも先生は嫌がらせなのか顔を離す気配が全然ない

恵「五条先生。ぶっ叩きますよ(A嫌がってるんでやめてください)」

そう恵が言うと先生は悲しそうにしながら顔を離した

『はっ話戻しますけど...私たちは行かなくて良かったんですか？』

悠仁に至っては術式使えないし...呪具は渡したけど体術ができるタイプ？なのかな...
(※Aちゃんは悠仁が身体能力が高いことを知りません)

恵「そうです。やっぱ俺達も行きます」

五「恵無理しないの。病み上がりなんだから」

『私は怪我してませんよ？』

五「Aは話し相手にしたいから行かせたくなかっだけー」

恵『「...」』

うわぁ...

五「そんな目で見ないでよ...」

恵「でも虎杖は要監視でしょ」

五「まぁね...でも今回試されてるのは野薔薇の方だよ」

『？(釘崎さん？多分経験者じゃないの？)』

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