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『そうね…。彼が一体どんな異能力を持っているのか、まだ分からないけど…。


見た感じ、腕力はないんだよね。

それでいて、頭は良く切れる。

彼が拾われたところは随分荒廃していたからね…。



よっぽどじゃなきゃ生きてないんじゃないかな?』

尾「ほう…」




『これから、マフィアのいろはを教えれば、幹部になれる。今の首領の首を掻き切って、






あわよくば首領かな?』






待て待て、と尾崎が呆れたように言って、ふざけたように『ごめん』と高村。




「今の首領に不満があるのはわかるが、ここで大きい声で言って何があっても、わっちは知らんからな。」




『はーい…』









それから、何十分か話して太宰が風呂から上がってきた。

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作者名:佐々木ヨーグルト | 作成日時:2017年12月4日 0時

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