影物語シリーズ

能力を得た理由 ページ3

「君たちが能力を得た理由は…」
「最近起きている事件を君たちの能力で解決して欲しいからなんだ」
最近起きている事件？そんなの多すぎてあんまりわかんない
「どういう事件があるんだー？」
みこは若干遠慮がない部分があるから直球に聞いてしまった
「例えばさっきやった仮面のやつに関わる事件だったりするね。能力者じゃないとあの仮面を被ったやつは見えないから」
「それだけですか？」
「他にも一晩だけで10人以上が亡くなっている事件もある」
「あれも能力者の仕業なんですか？」
「ああ、1回捕まえたらしいんだけどな独り言をブツブツと話していて、話にならなかったそうだ。んで、そこの隙をついたそいつが能力を使って抜け出した可能性が高いってわけだ。」
確かに言われてみればそういう事件が最近後を絶たない。1回10人以上が亡くなるその事件のせいで学校が1ヶ月休みになったのを覚えている
でも一つだけ心当たりがあった
「一晩だけで10人以上が亡くなった事件の犯人ちょっとわかるかもしれない。」
「！？」
「たまに1人でブツブツと話している子がいるの」
みこも何かに気づいたように頷いた
「舞が見当ついてるってのは、もしかしたらあの子？」
「かいちゃん？」
「そう、かいちゃん」
「誰だ、かいちゃんってのは？」
「その子カイレッド.スタールっていうの」
「ほう？」
「1人で空の方を見て、誰かと話しているみたいなの。」
「もしかしたらそいつかもな…」
「とりあえず、情報をありがとう知り合いと一緒に探してみるよ。だから、くれぐれも能力者ってのがバレないようにしてね。わかった？」
「分かりました！」
「舞の能力は基本的に本体の影にいるから、いつでも出せるし。みこのやつは出したい時に出せるからな」
「とりあえず、また学校が終わってからこっちに来てくれその時にはもう私がいなくても見えるからそれと調べれることがあったら、個人でも調べてくれないか？」
「わかりました」
「わかったでいいぞ」
「うん！」
「とりあえず帰るね！ほら、みこ行くよ！」
「ふぁーい」
「またなー」
そう言って私達は手を振って帰っていった
「家で少し調べてから寝るか！ねっみこ！」
「うん！」

カイレッド.スタール→←能力

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