(名前)side ページ26
『ん……』
白い天井が目に入った。
『(そっか…あの後寝落ちしたんだ…)』
そっと体を起こし自分の怪我を見る。
全身包帯でぐるぐる巻きにされていた。
体を少しでも動かせば全身に激痛が走る。
キョロキョロと辺りを見渡すと杏寿郎がいない事に気がついた。
『杏寿郎!!杏寿郎!!』
名前を叫ぶが反応がない。
どこに行ったのだろうか?
また私の前から居なくなるのだろうか?
そう思うと恐怖心からか体がガクガク震え出した。
そして近くにある物を投げた。
ガッシャーン‼
バリーン‼
ガラスの割れる音とお盆やテレビ台の倒れる音。
その音に益々体が震えた。
ズキッ
そして頭が痛み出した。
◇◇◇
玲衣「落ち着いてください!」
『嫌よ!離して!』
叫びながら物を投げる私。
そしてそれを止めようとする玲衣。
バリーン‼
ガッシャーン‼
ドゴオッ‼
いろいろな物を投げ、壁を殴り私の体は血塗れになっていた。
『(嫌だ…これ以上思い出したくない…。
お願いだから……これ以上思い出させないでよ…)』
そう思っても記憶をコントロールする事ができない。
そしてそのまま記憶は進む。
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桜華(プロフ) - 瑠姫さん» ありがとうございます!励まし、応援の言葉でやる気が漲ってきました!(*^▽^*)続編は暫くの間ロック状態となります。暫くすれば通常に戻ります。これからも作者共々よろしくお願いします! (2020年12月17日 1時) (レス) id: 921f0ddc2f (このIDを非表示/違反報告)
瑠姫(プロフ) - ありがとうございます!これからも頑張ってください!! (2020年12月16日 23時) (レス) id: c0085af141 (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - なぎさん» こちらこそシリーズを読んでいただきありがとうございます!続編を引き続きお楽しみください。 (2020年12月16日 11時) (レス) id: 921f0ddc2f (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - 桜華さん» ありがとうございます(*' ▽'*) (2020年12月16日 9時) (レス) id: 9bcebeba2f (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 月薊さん» 作者の諸事情で暫くの間パスワード保護をする事となりました。大変申し訳ございません。閲覧パスワードは5742です。 (2020年12月16日 9時) (レス) id: 921f0ddc2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜華 | 作成日時:2020年10月14日 17時