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蚊帳の外 ページ24















そんなうるさくてくだらない毎日が続いたある日。




いつもの様に優等生面の傑、
眠過ぎて逝っちゃいそうな俺、
座り方の態度からしてクソみてぇな悟、
明らかにヤニ臭ぇ硝子を前に、


夜蛾正道が教卓にて驚くべき発言をした。
















「おはよう。早速だが報告だ。

この前開かれた姉妹校交流会での活躍が
上に認められてAの等級が1級に上がった。

そこで悟か傑と一緒に、
呪霊討伐2日間の任務に行ってもらいたい。

ちなみに任務内容の呪霊は特級だ。」














一瞬、言葉の意味を理解するのに教室は静まり返り、
漸く俺の声が響く。

















『……ぇええええ!?まじ!?なんで!?
俺交流会ほぼ寝てただけだったんだけど!?』








「まぁ元々Aの等級を上げるという話は
出ていたからな。」








『えぇぇまじかーーーーなんか嬉しい〜!!

……ん?てかなんかさっき……』

















その瞬間、ビュンッ!!!!と風を切る音がして、
俺の両隣から天井に向け真っ直ぐと腕が立っていた。













「はいはい俺俺!!俺行く!!」






「先生、私の術式の方がAをサポートしつつ
特級の討伐も速やかに終わると思います。」






「いや俺のが安全に特級討伐教えられるし。
ぜってー怪我させねぇし。」






「黙ってなよ悟。

先生、私が取り込んだ呪霊の数ご存知ですよね?
Aを成長させるのにも私の方がいいかと。」







「は?おまえが黙っとけよ前髪」















机の上に肘をつき、そこに顎を乗せながら空を見上げる硝子は、まあそうなるわ……と鼻で笑った。



だが夜蛾もこうなる事は事前に予想していたようで、
すぐに結論を出した。














「今回は悟に行ってもらう。
というのも、別の任務の依頼がきていてな。

住宅街に発生した呪霊の討伐で、
非術師を巻き込まず一撃で討伐できるのは
傑の方が向いているだろ。」













その言葉を聞いた瞬間飛び上がる悟と、

「先生、猿も討伐していいですか?」と、
真面目な顔で質問する傑。














そんな中、俺だけが置いてけぼりだった。


















田辺さんのこと→←新しい日常



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nns - めっっっちゃ好きです!!!!!更新お待ちしてます!!!!! (11月3日 22時) (レス) @page30 id: 65c15343ec (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - またの更新楽しみにお待ちしております。 (8月19日 10時) (レス) @page30 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - お元気ですか? (7月25日 2時) (レス) id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
しま(プロフ) - コメント失礼します!相澤先生の小説からここまで一気読みしてしまいました!夢主くんに対して容赦なさすぎて私の性癖に刺さりまくりで最高でした…!更新、待っていますね!ヽ(゚▽゚︎*)乂(*゚▽゚︎)ノ (5月15日 23時) (レス) @page30 id: 901e45cbed (このIDを非表示/違反報告)
津城瑠生(プロフ) - ぁ、田辺さん好き。八の字に下がる眉頭が俺の住処です。てかこの作品とっても面白いです!!! (2022年11月21日 12時) (レス) @page27 id: 90b7e5739a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おっ腐 | 作成日時:2022年9月1日 22時

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