人魚姫の伝説 ページ2
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船にいた王子様に一目惚れした人魚姫は、その晩、溺れかけた王子様を助けるのだが、王子様の勘違いで、他の娘が自分を助けたと思い込んでしまう。
どうしても王子様を忘れられない人魚姫は、海の魔女に頼み込んで、美しい声と引き換えに、人間にしてもらい、もし王子様が他の女性と結婚することになったら、人魚姫は泡になって消えてしまうという条件も付けられた。
結果的に、王子様と他の娘が結婚することになるのだが、人魚姫は王子様を殺すこともできず、泡になって消えてしまうのだ。
「その人魚姫の伝説が好きだってのも理解できないんだよね」
そうアリアが言う。それもよく言われる。この昔話の結末は、決してハッピーエンドだとは言えない。しかし、人魚姫の健気さ、恋の儚さを肌で感じることができるのは、この昔話ぐらいだと思っているのだ。この物語が好きすぎて、Aは他の人よりも格段に陸の世界に憧れを抱いているのだ。
Aは昼間に友人たちと陸の話で(1人だけ)盛り上がったので、やはり今すぐ実物の人間の世界を見に行きたいと思い、夜ではあったものの、家を抜け出して水面まで上がってきた。
顔を出すと、夜風が吹いて、水で濡れた顔に当たって気持ちがいい。
「やっぱり綺麗だな」
2人の言っていた花火が綺麗なのも分かる。しかし、この海の中の世界とは違う建造物、光の色、何もかもが美しい。もちろん、海の世界もそれはそれで美しいが、やはりあのオレンジ色の暖かそうなランプの色は、陸の世界でしか表現できないのだと思う。冷たい海の中では、あのような暖かな色は到底出すことができないだろう。
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さーも(プロフ) - 巫香渚さん» バースデーは比較的来てくれるような気もしますけど推しになるとこないですよね笑ギリギリまで頑張ってください！！ (2021年7月29日 21時) (
レス) id: 3e0f107a18 (このIDを非表示/違反報告)
巫香渚(プロフ) - おじたんが二十連で…！羨ましいです。私も二十連したのですが、来てくれませんでした．8月1日まで粘るつもりです。 (2021年7月29日 18時) (レス) id: 254cdf7334 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さーも | 作成日時：2021年7月2日 21時
