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3話 ページ3
乱太郎)鉢屋 三郎先輩...
今にも消え入りそうな声で
名前を呼ばれ入口の方に
目を向けると傷だらけの
乱太郎と乱太郎を抱える雷蔵がいた
三郎)乱太郎...大丈夫か...
乱太郎)はい...
三郎)必死に走ったんだな... こんな傷だらけで...
乱太郎)えへへへ////...
雷蔵)皆...門の所に行こう
僕達今から行こうとしてて
八左ヱ門)あぁ...行こう
俺たちは乱太郎をつれ
門に向かった
乱太郎)皆...大丈夫かな...
兵助)大丈夫だよ、先輩達が一緒だから
乱太郎)はい...
そんな会話をよそに
僕は三郎に話しかけた
雷蔵)三郎...大丈夫かい？...
三郎)大丈夫...
僕は乱太郎を抱えるのを
兵助が変わってくれた
今は三郎の横に座っている
三郎はずっと下を向いたままだ
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作者名：白由利 梨亜 | 作成日時：2019年8月12日 18時
