[ポケ松］アローラのポケモン少女 (ページ37)

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アローラ28 ページ37

一方…………、カラ松は後調べてない場所でAを探していた。ニクト.エースに関係があるとすれば、エーテル財団が必ずAを襲う………。
そう感じたのだ。そして、ウラウラの花園から
出ようとした時、もう一つの出口があった。
カラ「？」
カラ松はその出口に向かう。花園から出ると、
霧で立ち込められた巨大な建物が、そびえ立っていた。姿形は神殿の様な雰囲気を出していた。
カラ「此処に、Aはいるのか………？」
カラ松は迷わず進む。建物の中は、石造りの建物で、神殿らしい建物だった。扉は何ヶ所かあり、全て開かない。カラ松は仕方なく廊下の様な一本道を歩み進める。出口が見え、出るとやはり霧が立ち込められていた。その中に、人影が見える。恐る恐る近づくと、紛れもないAの姿だった。Aはカラ松に気づいたのか、振り向く。Aの周りには沢山の伝説ポケモンがいた。
カラ「A………。」
A「カラ松さんですか。」
カラ「『さん』は余計だ。それより、何故此処にいる。サトシ達も心配していたぞ。」
A「理由は言えません。貴方は、此処はどんな建物か分かっているのですか？」
カラ「神殿の様な建物………だろ？」
A「此処は月輪の神殿です。昔、人間は月の神を崇めていました。そしてもう一つ……、日輪の祭壇。太陽の神に感謝を伝える為に建てられた物…………。あと一つは、星輪の神殿です。星の神がいたとされる建物……。しかし、何処にあるかは不明………………。貴方が今いるのは月輪の神殿です。」
Aは全て分かっているかの様に冷静に話した。何故Aが、全ての建物を知っている………？カラ松はそう感じて、ある事を聞いてみた。
カラ「A、Aはもしかして、ニクト.エースなのか？」
A「!!!」
Aは目を見開いた。何故コイツが私の正体を知っているの！？そう思い、Aは鋼の爪に変える。
A「もう、それ以上聞かないでください。」
カラ「じゃあ、なんで手が鋼の爪に変わる？人間にはできないポケモンの技を使えるのはAだけだ。そして、技を出す時、Aの目がエメラルド色に変わるのはおかし過ぎる。」
それを聞いてAは頭を抱える。
A「辞めて………、辞めて………。」
カラ「それに………、一瞬Aがドラゴンの姿に見えるのは変すぎる。人間が姿を変えるのは比較的不可能。だから、A。ニクト.エースに関係が………A「止めろぉぉ！」!!」