[ポケ松］アローラのポケモン少女 (ページ30)

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意識が段々と薄れていく中、私は人間を見た。
私が捕まっているのか喜んでいる。人間は何故、こんな酷い事をするの………？父上、母上早く助けて…………。そんな事を願ってると、ライオンの様なポケモンと鳥の様なポケモンが人間を襲っていた。よく見ると、父上と母上！？助けに来たんだ…………。私の願い、届いたんだ。
立ち上がろうとするが、身体に力が入らない。
よく身体を見ると、器具の様な物が付けられていた。外そうと必死に身体を動かしたが、やはり力が入らない。言葉は発せれないのか！？
言葉が発せれなければ、私は人間に連れて行かれる。そう考えたから、賭けに出た。賭けと言っても、コレは大事な事。父上と母上に自分の居場所を伝えなければ…………！
ニクト「父上！！！母上！！！私は此処だよ！！！！」
ソ(ニクト！！！)
ル(ニクト！！！ニクト！今行くわ！！！)
だけど、また私は意識を手放した。そして、ゆっくりと瞳を閉ざす。
？「まったく！ザオボー！ニクト.エースで十分よ！！奴等をニクト.エースに近づかせないで！！！」
ザオボー「了解、代表。」
人間達が父上と母上に自分のポケモンで攻撃する。その時だった、私の身体がエメラルドに光り、私の姿や形が変わる。
ニクト「え！？何これ！？」
みるみると姿が変わっていき、私は人間の姿になった。元あった力もすでに無く、人間の力だけが残されていた。ポケモンの力はまだある………。そう確認した私はりゅうのはどうを撃った。そして、迷わず父上と母上に駆け寄る。
ニクト「父上、母上！！！」
ソ(ニクト、無事で良かった………。)
ル(ニクト…………(泣))
母上の翼についてる爪が優しく私を撫でる。
そして、ウルトラホールの世界に帰ろうとしたが、私だけが帰れない、分かっている人間になったからだ。
しばらくして、父上と母上が時空から伝説ポケモンを連れて来た。どう言う訳か、私に伝説ポケモンをあげようとしている。私は、伝説ポケモン達をじっくり見た。巨大な鳥の様なポケモンは私を見て、甘えて来た。何故か暖かく感じる。
そして、母上から詳しく聞くと、真の力が解放されるまで、しばらく人間界で暮らすことになった。
そこから、私の物語が始まった。