目の見えない小生の妹

移動 ページ20

「ご馳走様でした」

みんなが食べ終わってから15分ぐらい遅れて食べ終わった桜さん

隣の低脳と違って礼儀正しい

「それじゃ、行きますか」

「うん」

「おう!!」

「レッツゴー☆」

「三郎、どんなボードゲーム買うんだ？」

「今回はカードゲームです」

「次こそ勝つ!!」

席を離れ、フードコートをあとにしお店を回る

行く場所はさっき決めた

飴村さんのショップ→本屋さん→ゲーム店→CDショップ→パフェ

いつもボードゲームを買っているお店からカードゲームが入ったって連絡来て買いたかった念願のカードゲーム!!

楽しみ……

「ココだよ!!桜チャンはどうする？」

ついたのはポップな水玉模様がたくさんかいてあるキラキラしてるけどまとまりがあるお店

これ全てを飴村さんがデザインしたのか

「待って、る」

桜さんを見ると夢野さんの袖にシワがつきそうなほど握りしめている

怖いのか

「あ〜俺も入るのやめとくわ」

「そう？帝統にも似合う服あるけど??」

「いや、遠慮しとく」

「俺は行く。服たらないし」

「俺はやめとこうかな」

どうしよう

一兄の服が足りてるのは知ってる

飴村さん1人だったらかわいそうとか思ってるのだろう

ここは一兄について行くべきなんだろうけど正直ちょっとなぁ

「……三男、くんは、こっち」

桜さん……？

チェス→←わけるのは嫌

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す