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食べようかどうか迷っていると、
ポスッと頭に乗せられた手
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『んっ…轟ちゃん?』
轟「眉間。皺、よってるぞ?」
楓士雄「ん"ん!!!(ドロッキー、何手ェ乗せてんだよっ!!!)」
辻「お前ら…呑気に焼きそばなんて食いやがってよォ」笑
基晃「おー、お前らも食うかァ?」
芝マン「今朝バスからカマ高の奴ら見かけたぞ」
『っん。カマ高の人なら、ウチの店にも来てるよ?』
泰志「カマ高!?何で彼奴ら此処に居んだよォ?カマ高の学校ってあれだろ、天道の山の向こうだろ?」
『…』笑
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カシャッ
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口から焼きそばをダラァと垂らしながら、
器用に喋る泰志をパシャリ。
.
泰志「おいAテメェ、何撮ってんだァ!?」
司「ゔわっ!!」
『ちょっと、焼きそば飛び散ってる…!』笑
辻「基晃!」
基晃「おう!」
辻「やっぱ俺にもくれよ!」
基晃「おうっ!」
芝マン「俺も!」
基晃「あいよ!」
司「此処座れよ」
辻「司は食わねえのかよ」
司「俺はやめとくわ…。」
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少し離れたベンチに座った轟ちゃんの元へ
何やら深刻そうな表情で向かった司
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(…カマ高の事かな、)
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泰志「っていうかお前焼いてばっかねぇで食えよ。俺焼いてやっから」
基晃「あぁ、俺大丈夫。胃腸強くねぇから!」
「「「「…ん?」」」」
基晃「あ、いや…この麺賞味期限とっくに切れてっから」
「「「「ブフォッ!!!!!」」」」
泰志「この野郎!!ふざけやがって!!!!基晃コラテメェ!!!」
基晃「美味いって言ったじゃん!!!」
『(やっぱり…)』
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作者名:愁 | 作成日時:2023年1月24日 14時