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anotherepisode2 ページ44

次の日。




彼は久しぶりのオフで昼までぐっすりだった。





「おはよ〜、A。」



大きな欠伸をしてポリポリと背中をかく侑くん。




バレー選手として活躍する彼とは一変、私の前でしか見せないそんな姿が見れるのは幸せだった。






『侑くん、おはよう。』





『お昼ご飯、何にしよっか?』




冷蔵庫のトビラを開き、中身をガサガサと調べていると彼の大きな手によってそのトビラは閉じてしまった。





「なぁ、A」




「とびきり可愛い服着て出かけよや」




『えっ、でも侑くん、久しぶりのオフなのにいいの?』




「ええねんええねん、俺もたまには可愛い奥さんとお出かけしたいんや〜」









急なお誘いに驚いたが、急いで身支度をして玄関で待つ侑くんに声をかける。



ダボッとしたニットに、秋色のスカート。


侑くんとのデートのためについ先日買ったものだった。






『おまたせ、そういえばどこ行くの?』



「どこやと思う??」




ケラケラと笑いながらそう言った。




『んー、侑くんとならどこでもいいかな。』







「A、頼むから俺以外の前でそんなこと言わんといてな…」







「ほんま可愛すぎるわ……」









信号待ちの時、横目で侑くんを見ると少しだけ耳が赤くなっていた。

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美音 - めっちゃ面白かったです!!! (12月19日 11時) (レス) @page50 id: 53ab2de676 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:米良 x他1人 | 作成日時:2022年12月2日 16時

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