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「いつになればどこかのあなたに出会えるの?
いつも星に問いかけた
ゼラニウムが連れて来てくれたの?
予期せぬ恋が今ここに」
アイマスクをつけずに目を瞑る彼を見れば、顔に熱を感じる。
ゼラニウムを歌うのをやめて、違う曲を歌う。
「これが恋なの君が相手なんて
この胸の高鳴りは…」
ツツジ。花言葉は初恋。
今までどんなに大勢の人の前で歌っても恥ずかしいなんて思ったことなかったのに。
たった一人しかも寝てる男の人の隣で歌うのが恥ずかしいなんて。
口を押さえて沖田総悟を見下ろす。
また顔が熱くなる。
「スキ…なの…?」
「あ?」
片目だけ薄く開けた彼は起き上がって、
直視に耐えられず慌てて前を向きなおした。
髪を掬われて身体が軽く反応する。
「な、なんですか。」
「柔らかそうだなと思って。ほっせえ髪。」
ますます横を向けなくなる。
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作者名:wake | 作成日時:2019年3月23日 17時