検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:25,826 hit

19 ページ19

「こんな立派な布…
縫えませんよ…」



沖「もうてめえの布になったんだ思うままにしたらいいんでィ。」


「どうしましょう」




色とりどりの鮮やかな布に見惚れながらも呆けてしまう。


総悟くんは本の山から1冊選び取って開いていた。


どんな本を読むんだろう。


盗み見れば普段からは想像できないような表情。


切ないような苦しいような、でも微笑んでいるようにも見える。




沖「これ、俺らが育った武州から見える山に似てる。」



そう見せてくれたのは、綺麗な秋の紅葉が綺麗な山の写真。



「すごい…私、紅葉見たことなくて。」



沖「江戸じゃ見れねえや。しょうがねえ。

見にいけると良いな。」




ここにいるとどうしても涙が出てきてしまう。

20→←18



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
73人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 土方十四郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:wako | 作成日時:2019年3月12日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。