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「A、今はいってもいいか。」
「あ、はい!」
「オイ!ったく危ねえな。
そんくらいアイツにやらせろ。」
寝る準備をと、敷き布団を出すと思っていたより重たくてふらついてしまって
背中と二枚の敷き布団を支えてくれた。
温もりと同時に訪れたタバコの香り。
「土方さん!すみません…。」
土「いいや、突然で悪かったな。あんまり無茶するんじゃねえぞ。」
「はい。」
土「さっきは…お前の前で物騒な話をして悪かったな。気の引き締めのために脅しただけであいつには朝飯前の相手だ。心配すんな。じゃあ、おやすみ。」
あまり目を見ずにつらつらと弁解を述べて去ってしまった。
彼なりの不器用な気遣いにおもわず笑ってしまう。
「モテそうなのになあ。」
沖「誰がでィ。」
「あ、いえ。なんでも。」
いつの間に帰っていた総悟くんに気持ち悪い笑みは見られていないだろうか。
不安になって必死で下を向いてシーツを被せた。
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作者名:wako | 作成日時:2019年3月12日 4時